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J1特別大会 地域リーグラウンド 第10節 京都vs岡山

📝試合分析・戦評

4月11日、サンガスタジアム by KYOCERAに13,711人の観衆を集めて行われたJ1百年構想リーグ第10節。前節のガンバ大阪戦でチョウ貴裁監督が「就任以来最も酷い前半」と振り返った完敗から1週間、京都サンガF.C.は鮮やかなリバウンドメンタリティーを見せ、ファジアーノ岡山に5-1と圧勝した。

試合は序盤からトランジション(攻守の切り替え)を軸とした激しい展開に。京都は4-1-2-3のシステムで挑み、前節から4人のスタメンを入れ替えた。注目は来日初先発となったアレックス・ソウザ選手とJ1では実に3年ぶりの先発となった本田風智選手の起用だ。この2人が早速結果で応える。前半12分、平戸太貴選手とのコンビネーションから本田風智選手がペナルティエリア左深くへ進入してマイナスのクロス。走り込んだアレックス・ソウザ選手が右足で押し込み、来日初ゴールで先制した。

しかし岡山も黙っていなかった。3-4-2-1の布陣で前線にルカオ選手を配し、特にセットプレーを武器に反撃に出る。前半31分、CKの流れから江坂任選手が頭でニアに触り、最後は木村太哉選手が相手の前に入ってヘディングで押し込み同点に。ここまでは一進一退の攻防で、ゴール期待値(xG)もほぼ互角だった。

試合を決定づけたのは前半アディショナルタイムの2発だ。45+5分、ジョアン・ペドロ選手の折り返しが逆サイドへ流れたところを佐藤響選手が冷静に左足で流し込み勝ち越し。さらに45+9分、マルコ・トゥーリオ選手のシュートをGK濵田太郎選手がはじいたところをジョアン・ペドロ選手が押し込んで3-1。岡山側にとっては集中が切れかけるアディショナルタイムに連続失点という痛い展開となった。

後半も勢いは止まらない。56分には本田風智選手のクロスから鈴木義宜選手が今季初ゴールを決めて4-1とし、後半アディショナルタイムには左サイドをドリブルで切り裂いたジョアン・ペドロ選手がこの日2ゴール目をマーク。最終スコア5-1で完勝した。17本のシュートに対し枠内シュート9本、ポゼッションも58%と試合を終始コントロール。エース・ラファエル・エリアス選手不在の中、アレックス・ソウザ選手、佐藤響選手、鈴木義宜選手、ジョアン・ペドロ選手と計4人が今季初ゴールを記録したことは、チームの層の厚さと底上げを強く印象づける一戦となった。一方の岡山は前半こそ互角に渡り合ったものの、終盤の集中力の欠如と枠内シュートわずか2本という決定力不足が響いた。

今後の展望

京都サンガ
前節の惨敗から一夜にして5ゴールの大爆発──これほど鮮明なリバウンドメンタリティーはそうそう見られない。アレックス・ソウザ選手の来日初ゴールに象徴されるように、新加入選手が即フィットする懐の深さはサンガの大きな強みだ。また、18歳のデイビッジ・シルバ選手や今季初出場の麻田将吾選手など、若手・控え組が試合を締める時間帯に経験を積んでいることも長いシーズンを戦う上で心強い。エース・エリアス選手が戻れば攻撃の選択肢はさらに広がる。百年構想リーグの折り返しを最高の形で迎えたサンガは、このゴールラッシュを自信に変えてセレッソ大阪戦へ向かう。個の力と連動性がかみ合えば、優勝争いにしっかりと名乗りを上げられるポテンシャルは十二分にある。

ファジアーノ岡山
5失点という結果だけを見れば厳しい試合だったが、前半は互角のゴール期待値(岡山1.22 対 京都1.68、後半途中まで)を示しており、戦い方そのものが崩壊したわけではない。セットプレーから木村太哉選手が決めた同点ゴールは岡山らしい、組織的なセットプレーの強さを見事に表現したものだった。江坂任選手を中心にした攻撃のアイデアや、前線でタメを作れるルカオ選手・一美和成選手の使い分けなど、攻撃パターンは確かに存在している。次節以降は前半の戦い方を90分間維持できるスタミナと集中力の向上が課題となるが、それはフィジカル・メンタルの両面で取り組める部分だ。この悔しさをバネに、チームがひと回り大きくなる姿を期待したい。

📱 試合後のサポーターの反応

京都サンガサポーター
「京都強すぎる!!ソウザの来日初ゴールが最高すぎた。新戦力がすぐに輝いてくれるのがサンガの良さだよね」
「震えた。前節あんなに落ち込んだのに、1週間でこんな試合ができるなんてメンタル強すぎ。リバウンドがすごい」
「佐藤響選手の2年ぶりのゴール、もらい泣きした。報われてよかった。ずっと信じてたよ!」
「JP(ジョアン・ペドロ選手)の運動量がえぐすぎる。後半アディショナルタイムにあのドリブルで抜け出すって、もはや人間じゃない笑」
「エリアス選手がいなくても5点!チームの層の厚さを証明してくれた。これが本来のサンガの力だよ。次のC大阪戦も楽しみ!」

ファジアーノ岡山サポーター
「前半はまだ戦えてたのに、アディショナルタイムで立て続けに失点したのが痛すぎた。集中力の問題をどう修正するかが次の鍵」
「木村選手のヘディングゴールはさすがだった。あのセットプレーの形はウチの武器として磨いていってほしい」
「昨年もこのスタジアムで5失点してるし、苦手意識をどう払拭するかが課題だよね。でも続けて戦えばきっと変わる」
「岡山はどうしちゃったの?って声もあったけど、前半は互角だったよ。ポテンシャルはある。次節こそ結果を出してほしい」
「ウェリックポポ選手やブラウン選手、交代で入った選手たちが果敢にゴールを狙っていたのは良かった。若い力への期待は膨らむばかり!」

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この記事を書いた人

サッカー、主にJリーグをこよなく愛する1人。

お気に入り(鹿島アントラーズ)をメインに、他のチームの試合もすべて視聴。

世界に誇れる日本のJリーグ。その試合状況と私の感想をブログとして残そうと思ったのが、このブログです。

個人的な感想なので、大目に見てください(^^)

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