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J1特別大会 地域リーグラウンド 第01節 東京Vvs水戸

試合分析・戦評

2月8日、味の素スタジアムに17,941人が集った一戦は、3-1で東京Vが勝利した。

東京Vは3-4-2-1、水戸は4-4-2。立ち上がりから構図は明確だった。ボール保持は水戸、しかし主導権は東京V。前線の染野選手を起点とした圧力が、水戸の最終ラインにじわりと酸素を奪っていった。

前半8分、松橋優安選手のボール奪取からの突破が相手に当たり、そのままゴールへ。偶発に見えて、実は高い位置で奪う設計図通りの一撃。さらに21分、森田晃樹選手の中盤での奪取から齋藤功佑選手へ。カットインから右足で射抜いた2点目は、個の質が戦術を超えた瞬間だった。

スタッツ上は前半のポゼッション63%が水戸。しかしゴール期待値は東京V0.33、水戸0.08。ボール保持と決定機の質は別物であることを示す数値だった。東京Vは守備ブロックを崩さず、奪えば一気に前進。効率の刃で試合を刻んだ。

後半立ち上がり、森田選手のスルーパスを松橋選手が仕留め3-0。勝負を決定づける3点目だった。ただ、水戸も意地を見せる。多田圭佑選手の持ち上がりから加藤千尋選手が冷静に流し込み1点を返す。交代策でリズムを変え、押し込む時間帯を創出した点は今後への布石だ。

最終スタッツはシュート7対9。水戸の数字は悪くない。だが枠内は3対1。東京Vは少ない本数で仕留め、水戸は好機の精度を欠いた。新井悠太選手のクロスバー直撃弾が象徴するように、東京Vは最後まで攻撃姿勢を緩めなかった。

トップカテゴリー復帰後、初の開幕白星。昨季の得点力不足を払拭する内容だった。一方、水戸は敗れたが、保持と推進力は十分に通用する片鱗を見せた。スコア以上に、両者の現在地がくっきりと浮かび上がる90分だった。

これからに向けて

東京Vの3得点は偶然ではない。森田晃樹選手を軸にした中盤の強度、齋藤功佑選手の打開力、松橋優安選手の推進力。個と組織が同時に機能したことが何よりの収穫だ。

昨季は「あと1点」が遠かったチームが、この日は決め切った。ゴール期待値0.70で3得点という効率性も特筆に値する。これは偶発ではなく、ゴール前の配置と判断の質が向上している証拠だ。

また、守備面では被枠内シュート1本。最終ラインとボランチの距離感が安定していた。後半に押し込まれても慌てず、時間を使いながら試合を閉じた点も成熟の証。

シーズンは長い。だが、この開幕戦は「今年は違う」という空気をスタジアムに刻んだ。攻守両面での積み上げが続けば、上位争いは決して夢物語ではない。

水戸は敗戦という結果以上に、挑戦の姿勢は明確だった。ポゼッション63%という前半の数字は、J1の舞台でもボールを握る覚悟を示した証だ。

多田圭佑選手の持ち上がり、加藤千尋選手の決定力。交代策で流れを引き寄せた点は高評価だ。特に中央からの前進は東京Vの守備を一瞬揺らした。

課題はフィニッシュ精度と最終局面の判断。しかしこれは積み重ねで改善できる領域。トップカテゴリー初勝利は時間の問題だろう。

ボールを握り、自分たちの形を貫く姿勢は今後のリーグ戦で必ず実を結ぶ。勇気あるフットボールは、やがて勝点という果実を実らせるはずだ。

SNSの反応

東京Vサポーター
・「森田選手の奪取力がえぐい。10番が躍動してる」
・「齋藤選手のカットインは芸術」
・「松橋選手、完全に覚醒モード」
・「今年は得点力不足って言わせない」
・「開幕戦でこの内容は最高すぎる」

水戸サポーター
・「内容は悲観するほどじゃない」
・「多田選手の持ち上がりに希望を感じた」
・「加藤選手はJ1でも通用する」
・「決定力さえ噛み合えばいける」
・「次こそトップ初勝利を」

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この記事を書いた人

サッカー、主にJリーグをこよなく愛する1人。

お気に入り(鹿島アントラーズ)をメインに、他のチームの試合もすべて視聴。

世界に誇れる日本のJリーグ。その試合状況と私の感想をブログとして残そうと思ったのが、このブログです。

個人的な感想なので、大目に見てください(^^)

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