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2025年 第29節 FC東京vs東京V

試合分析・戦評

立ち上がりは東京Vのハイプレスが機能。前半2分と4分の連続FK、齋藤 功佑選手のミドルがバーを叩く場面まで主導権を握り、FC東京は前進ルートを遮断された。

それでも時間経過とともにFC東京は長友 佑都選手の高い位置取りとマルコス ギリェルメ選手の運びで押し返し、前半終盤にはシュート数8-5、xG0.55-0.28、ポゼッション60%-40%と優位に。決定打は欠いたが、敵陣での回収量と二次攻撃の厚みは増した。

後半は互いにゴール前の人数を増やしながらの揺さぶり。均衡を破ったのは60分、キム スンギュ選手のロングフィード→マルセロ ヒアン選手のヘッドでの落とし→長倉 幹樹選手の左足ループという“縦に速い”三手。シンプルな原理で最終ラインの背後を突き、ダービーの重圧をほどいた。

先制後のFC東京は即座に11小柏 剛選手、16佐藤 恵允選手を投入してスプリントとカウンター質を上げ、前向きに奪う局面を増加。72分の佐藤 恵允選手のドリブルシュートなど追加点の機会も作った。一方の東京Vは福田 湧矢選手、熊取谷 一星選手、内田 陽介選手、寺沼 星文選手を次々と投入し、ラスト15分のポゼッションは61%に上昇、右サイドからのクロス波状で追い込むが、枠内は1本にとどまった。

最終的なスタッツはシュート12-12(枠内4-1)、xG0.80-0.63でFC東京。守備ではA.ショルツ選手と森重 真人選手の中央管理、長友 佑都選手のクリア対応が効き、CK5本を凌いだ東京Vに対しても、最後は中央の厚みと判断速度で上回った。“シンプル・イズ・ベスト”な一撃で競り勝ったFC東京に軍配。

これからに向けて

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この記事を書いた人

サッカー、主にJリーグをこよなく愛する1人。

お気に入り(鹿島アントラーズ)をメインに、他のチームの試合もすべて視聴。

世界に誇れる日本のJリーグ。その試合状況と私の感想をブログとして残そうと思ったのが、このブログです。

個人的な感想なので、大目に見てください(^^)

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