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2025年 第29節 福岡vsC大阪

試合分析・戦評

J1第29節、ベスト電器スタジアムで行われたアビスパ福岡対セレッソ大阪の一戦は、前半から後半にかけて流れが大きく変化した見応えのあるゲームとなった。試合序盤はC大阪がボールを保持し、香川選手やLフェルナンデス選手を起点とした攻撃で福岡ゴールを脅かす場面が続いた。しかし福岡は粘り強く対応し、名古選手や小田選手を軸としたカウンターで反撃を仕掛けた。迎えた前半41分、ショートコーナーから見木選手が右足で豪快にミドルシュートを決め、福岡が先制。雨中断を挟みながらも、前半を1-0で折り返す展開となった。

後半に入ると試合は一変。C大阪が攻撃のスイッチを入れ、柴山選手が立て続けにゴールを挙げて逆転に成功。特にチアゴ・アンドラーデ選手の推進力とクロスが大きな武器となり、福岡守備陣を翻弄した。さらに途中出場のラファエル・ハットン選手も得点を挙げるなど、交代策も的中。終盤には再びハットン選手が自ら持ち込み追加点を決め、リードを広げた。

福岡も終盤にウェリントン選手のヘディングで1点を返したが、反撃は及ばず2-4で試合終了。シュート数こそ福岡18本、C大阪17本と拮抗していたが、枠内シュートでは福岡が3本にとどまったのに対し、C大阪は9本を記録。決定力の差がスコアに直結した。福岡は主力の欠場も影響し、後半に守備の強度を保ち切れなかった点が課題となった。一方のC大阪は攻撃の多彩さと途中出場選手の活躍で、久々の勝利を掴み取った。

これからに向けて

アビスパ福岡は敗戦となったものの、前半に見せた組織的な守備とショートカウンターからの先制点は、今後につながる大きな収穫といえる。見木選手のミドルシュートはチームの狙いを体現したものであり、名古選手や橋本選手が仕掛けるサイド攻撃も相手に脅威を与えた。また、途中出場の紺野選手やウェリントン選手が攻撃に厚みを加え、最後までゴールを目指す姿勢を崩さなかったことも評価できる。チームとしての粘り強さは健在であり、今後は主力が戻ってくることで守備の安定感がさらに増すだろう。勝利から遠ざかってはいるが、内容面では光明が多く、残り試合で再浮上のきっかけを掴む可能性は十分にある。

セレッソ大阪にとってこの試合は、攻撃陣の多彩さと選手層の厚みを証明するものとなった。特に柴山選手の2得点は勝利の立役者であり、チアゴ・アンドラーデ選手との連携は今後の武器となるだろう。また、途中出場のラファエル・ハットン選手が短時間で2得点を記録したことは、チームにとって非常に心強い材料だ。香川選手や中島選手が攻撃を組み立て、Lフェルナンデス選手がサイドから継続的にチャンスを供給した点も評価できる。苦しい時間帯を乗り越えた上での逆転劇は、選手たちのメンタル面の成長を示しており、今後上位進出を狙う上で大きな自信になる。攻撃の爆発力を維持できれば、シーズン終盤にかけて更なる躍進が期待される。

SNSの反応

アビスパ福岡サポーター
「見木選手のゴールは鳥肌もの!もっとこういう形を増やしたい」
「後半の失点は悔しいけど、最後まで攻める姿勢は良かった」
「紺野選手とウェリントン選手の投入で流れが出た。次こそ結果を!」
「主力不在で苦しい中、若手が経験を積めたのはプラス」
「最後まで声援を送り続けたが、勝ち切れず残念。でも次はやってくれるはず」

セレッソ大阪サポーター
「柴山選手の2ゴール、まさに救世主!若手が頼もしい」
「ラファエル・ハットン選手のインパクトは凄すぎる!」
「香川選手の存在感が効いていた。攻撃にリズムが出てた」
「交代策がバッチリはまった試合。小菊監督ナイス」
「アウェイでの快勝!この勢いで上位進出へ突き進もう」

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この記事を書いた人

サッカー、主にJリーグをこよなく愛する1人。

お気に入り(鹿島アントラーズ)をメインに、他のチームの試合もすべて視聴。

世界に誇れる日本のJリーグ。その試合状況と私の感想をブログとして残そうと思ったのが、このブログです。

個人的な感想なので、大目に見てください(^^)

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