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2025年 第26節 町田vsC大阪

試合分析・戦評

J1第26節、町田GIONスタジアムで行われたFC町田ゼルビア対セレッソ大阪の一戦は、ホームの町田が3-0で快勝した。公式戦9連勝中と勢いに乗る町田は、この試合でもその強さを存分に発揮した。序盤はC大阪のルーカス フェルナンデス選手やチアゴ アンドラーデ選手、ラファエル ハットン選手を中心とした攻撃に押し込まれる場面もあったが、GK谷晃生選手を中心とした守備陣が粘り強く対応。特に19分の中島元彦選手の直接FKを谷選手がセーブした場面は、試合の流れを左右するビッグプレーとなった。

するとその直後の22分、相馬勇紀選手のドリブル突破からナ サンホ選手が豪快なシュートを叩き込み、町田が先制に成功。さらに42分には昌子源選手の縦パスを受けた林幸多郎選手が反転から鋭いシュートを決め、前半のうちにリードを2点に広げた。町田は先制後も前からのプレスを緩めず、セカンドボールを拾い続けることで攻撃のリズムを維持した点が光った。

後半に入ると、C大阪は吉野恭平選手や香川真司選手を投入し、ボール保持を高めて反撃を試みる。ラファエル ハットン選手は53分と54分に決定機を迎えるも、谷選手の好守と岡村大八選手の体を張ったブロックに阻まれ、ゴールを奪えない。特にハットン選手とアンドラーデ選手の連携から生まれたシュートチャンスは、C大阪が盛り返すための大きな局面であったが、町田守備陣の集中力が勝った。

その後も大畑歩夢選手や本間至恩選手を投入し、サイドからの崩しを狙ったC大阪だったが、町田の堅守を打ち破れず。逆に79分、途中出場のオ セフン選手が相馬選手のクロスを頭で合わせ、試合を決定づける3点目を挙げた。結果、町田が3-0で完勝し、クラブ史上初のリーグ戦7連勝、公式戦10連勝を達成。堅守速攻を軸に、ピンチを凌いでから得点につなげる勝負強さを改めて証明した一戦となった。

これからに向けて

町田はこの勝利でリーグ戦7連勝を達成し、クラブの新記録を樹立した。注目すべきは、守備から攻撃への切り替えの速さと、少ない決定機を確実に仕留める決定力だ。特にGK谷晃生選手の存在感は絶大で、試合の要所でビッグセーブを連発し、チームに安定感をもたらしている。また、ナ サンホ選手、林幸多郎選手、オ セフン選手といった前線の選手たちがそれぞれゴールを奪い、多彩な得点源を示した点も大きい。菊池流帆選手を欠く状況でも守備陣が崩れなかったことは、チーム全体の成熟度を物語る。黒田剛監督の戦術が浸透し、選手一人ひとりが役割を理解してプレーできていることが最大の強みだろう。今後は上位争いの中でどれだけ安定感を保てるかが注目だが、この勢いを持続できれば優勝争いの中心に立つ可能性は十分にある。

C大阪にとっては厳しい結果となったが、内容面では決して悲観すべきではない。特に前半の立ち上がりから見せた積極的な攻撃は、町田守備陣を何度も脅かした。ラファエル ハットン選手、チアゴ アンドラーデ選手、ルーカス フェルナンデス選手の連携は破壊力があり、あと一歩でゴールに結びつく場面がいくつもあった。また、後半に投入された香川真司選手や本間至恩選手の存在感は大きく、中盤でのボール回収と展開力を高めていた点は収穫だ。守備面でもGK福井光輝選手を中心に粘り強さを見せたが、結果的に決定力の差が出た試合となった。今後は決定機での精度を高めつつ、試合全体を通じて守備と攻撃のバランスを安定させることが課題となる。ただし、上位相手にも十分に通用する力を示したことで、残り試合に向けて大きな希望を持てるだろう。

SNSの反応

町田サポーター
「ナ サンホ選手のゴールは圧巻!まさにエースの仕事」
「谷選手が神がかっていた。守護神のおかげで安心して観られる」
「オ セフン選手の決定力は頼もしすぎる」
「菊池選手が不在でも連勝を伸ばせるチーム力に感動」
「黒田監督の采配が的確すぎる。史上最強の町田だ!」

C大阪サポーター
「決定機は作れていただけに、決め切れなかったのが悔しい」
「香川選手投入で流れが変わった。次は結果につながるはず」
「福井選手の古巣凱旋、気迫が伝わった」
「攻撃は迫力あったし、悲観する内容ではない」
「上位相手に最後まで戦った。切り替えて次こそ勝利を!」

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この記事を書いた人

サッカー、主にJリーグをこよなく愛する1人。

お気に入り(鹿島アントラーズ)をメインに、他のチームの試合もすべて視聴。

世界に誇れる日本のJリーグ。その試合状況と私の感想をブログとして残そうと思ったのが、このブログです。

個人的な感想なので、大目に見てください(^^)

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