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2025年 第15節 横浜FMvsFC東京

試合分析・戦評

2025年6月25日、日産スタジアムで行われた横浜F・マリノスとFC東京の一戦は、アウェイのFC東京が0-3で快勝を収めた。横浜FMは序盤から高いポゼッションを保ち、ボールを支配する時間が続いたが、決定機を作り出すには至らず、むしろFC東京のカウンターに苦しむ展開となった。

前半はFC東京が攻守の切り替えで横浜FMを上回り、長倉選手や佐藤選手を中心に再三ゴール前に迫ったものの、飯倉選手の好セーブに阻まれ得点は生まれなかった。シュート数は横浜FMが5本に対してFC東京が8本、枠内も3本と、アウェイチームの積極性が際立つ前半だった。

後半に入ると、流れはさらにFC東京に傾いた。後半6分、混戦の中から野澤零温選手が先制ゴールを奪うと、23分には佐藤選手の追加点でリードを広げる。マリノスは途中出場の遠野選手や鈴木選手を投入して反撃を図るも、攻撃の精度を欠き決定機を作れず。終盤にはドリブルで切り込んだ長倉選手に3点目を決められ、勝負ありとなった。

スタッツでは横浜FMがポゼッション65%、パス本数・精度ともに上回ったが、ゴール期待値(xG)はFC東京が2.53と、実効性のある攻撃を展開した。また、FC東京はスタメンを大幅に9人変更し、フレッシュな選手起用が功を奏した。特に長倉選手、野澤零温選手、佐藤選手の前線トライアングルは、運動量とフィニッシュの両面で大きな違いを生んだ。

この結果、横浜FMは3試合連続無得点で3連敗。FC東京は5試合ぶりの勝利を収め、悪い流れを断ち切る貴重な白星となった。

これからに向けて

横浜FMにとっては悔しい敗戦となったが、前半のボール保持やビルドアップの完成度は高く、試合をコントロールする力は健在だった。特に山根選手、天野選手、エウベル選手の連携はスムーズで、ゴール前までボールを運ぶ形は何度も作り出せていた。また、途中出場した鈴木選手や遠野選手は攻撃に活気を与えており、次節以降のスタメン入りに期待がかかる。

得点こそ奪えなかったものの、ペナルティエリア周辺での崩しやパスワークは十分に通用しており、フィニッシュの精度さえ上がれば結果は大きく変わるはず。大島新監督体制の中、選手の配置や戦術も試行錯誤が続く段階であり、今後に向けてのポジティブな材料は多い。チーム全体の一体感と、攻撃陣のさらなる連携強化に期待したい。

FC東京にとっては、ここ数試合の苦しい流れを断ち切る見事な勝利となった。何よりも評価すべきはスタメン9人を変更しながらも機能性の高いパフォーマンスを見せた点。特に野澤零温選手、長倉選手、佐藤選手の連携が冴え、スピードとアイデアある攻撃で相手守備陣を翻弄した。

守備面でも、センターバック陣と長友選手が安定した対応を見せ、相手に自由を与えなかった。途中出場の橋本選手や俵積田選手もリズムを維持し、選手層の厚さを証明。ゴール期待値が2.5超えと、内容も伴った快勝だった。

この勝利で自信を取り戻し、後半戦に向けて弾みがついたはず。チーム内の競争が活性化する中で、さらに連勝を狙える状況が整った。

SNSの反応

📱横浜F・マリノスサポーター
「支配してるのに決めきれない…決定力が深刻すぎる」
「飯倉選手がいなかったらもっと失点してた」
「なんとか1点が欲しい試合が続きすぎてる…」
「ヤンマテウス選手、エウベル選手の孤立感が目立った」
「大島監督、まだ形が見えてこないけど応援します!」

📱FC東京サポーター
「久々の勝利で泣きそう!野澤零温選手ありがとう!」
「長倉選手の運動量と突破力、まじで効いてた!」
「9人替えてこれってすごくない?采配ズバリ!」
「佐藤選手の落ち着きがやばい。もっと使って欲しい」
「ようやく光が見えた!次もこの勢いで!」

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この記事を書いた人

サッカー、主にJリーグをこよなく愛する1人。

お気に入り(鹿島アントラーズ)をメインに、他のチームの試合もすべて視聴。

世界に誇れる日本のJリーグ。その試合状況と私の感想をブログとして残そうと思ったのが、このブログです。

個人的な感想なので、大目に見てください(^^)

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