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2025年 第21節 福岡vs新潟

試合分析・戦評

J1第21節、ベスト電器スタジアムで行われたアビスパ福岡とアルビレックス新潟の一戦は、前半に両チームが見せたゴールラッシュが印象的な内容となり、最終的にはホームの福岡が3-2で勝利を収めた。

立ち上がりは新潟が主導権を握り、わずか4分で稲村選手のゴールで先制。しかし福岡は動じることなく反撃を開始。直後の9分には紺野選手の巧みなドリブルからのゴールで同点に追いつくと、16分には碓井選手が加入後初ゴールを挙げて逆転に成功した。

試合は一進一退の攻防が続き、新潟もダニーロゴメス選手の右サイドからのクロスに谷口選手が頭で合わせて2-2とし、再び振り出しに戻す。しかし福岡は前半終了間際、北島選手の強烈な左足シュートで再びリードを奪い、3-2で前半を折り返した。

後半は新潟がボール保持率を高めて試合を進め、福岡陣内に押し込む時間帯が続いた。ダニーロゴメス選手を中心に右サイドからの崩しが目立ち、何度もシュートチャンスを作るも、福岡は松岡選手や小畑選手らが身体を張った守備で対応。ウェリントン選手や前嶋選手の投入による守備強化も功を奏し、後半の新潟の猛攻をしのぎ切った。

シュート数では新潟が12本(枠内4本)と福岡の8本(枠内4本)を上回り、xG(ゴール期待値)も新潟0.64、福岡0.61とほぼ互角だったが、チャンスを確実にものにした福岡が、ホームで貴重な勝ち点3を手にした。

この試合は、ホーム通算観客動員500万人達成というクラブの節目に行われ、記念すべき一戦を白星で飾った形となった。

これからに向けて

アビスパ福岡の今回の勝利は、チームにとって大きな自信となる一戦だった。新潟の技術的なポゼッションに対して、福岡は一貫してハイプレスを仕掛け、前線からの守備と素早い切り替えで主導権を渡さなかった。特に紺野選手や北島選手の攻撃的なプレーは輝きを放ち、碓井選手の初得点もチーム全体に勢いを与えた。守備面では、終盤の耐える展開を集中力で乗り切り、クラブの“堅守”のアイデンティティを再確認する内容となった。今後はこの勢いを維持しつつ、終盤の運動量維持とさらなる追加点を狙う攻撃のバリエーションに注目したい。

アルビレックス新潟は結果としては惜敗に終わったが、新潟の持ち味であるボール保持とサイドからの崩しは十分に機能していた。ダニーロゴメス選手の突破力、稲村選手の展開力は特に目を引くもので、複数の決定機を作った点では評価される内容だった。守備面では一瞬の隙を突かれての失点が目立ったが、ポゼッションと選手間の連携は確実に浸透しており、今後は守備の引き締めとセットプレーでの守備強化が課題となるだろう。チームとしては着実に成長を見せており、後半戦に向けた巻き返しに期待がかかる。

SNSの反応

アビスパ福岡サポーターの声
「碓井選手、初ゴールおめでとう!期待してたぞ!」
「北島選手のゴール、鳥肌立った。あの時間帯での勝ち越しは熱い!」
「今日は松岡選手がMVP級の活躍だった。よく守った!」
「500万人突破記念試合で勝てたのが何より嬉しい!」
「後半の耐え抜く守備、アビスパらしさ全開だった!」

アルビレックス新潟サポーターの声
「ダニーロゴメス選手、今節もキレッキレだったな」
「稲村選手のパスセンスが光ってた。次も期待!」
「もう少し守備が安定すれば…惜しい試合だった」
「決定力の差が出た感じ。でも内容は悪くなかった」
「谷口選手のゴールは完璧だった!あれを続けてほしい!」

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この記事を書いた人

サッカー、主にJリーグをこよなく愛する1人。

お気に入り(鹿島アントラーズ)をメインに、他のチームの試合もすべて視聴。

世界に誇れる日本のJリーグ。その試合状況と私の感想をブログとして残そうと思ったのが、このブログです。

個人的な感想なので、大目に見てください(^^)

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