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2025年 第20節 横浜FCvs川崎F

試合分析・戦評

J1第20節、横浜FCがホームのニッパツ三ツ沢球技場で川崎フロンターレを迎えたこの一戦は、川崎Fが0-1で勝利し、無敗記録を6試合に伸ばす結果となった。

試合は立ち上がりから川崎Fが主導権を握り、ポゼッションと位置取りで優位に立つ展開に。中盤では大島選手や伊藤選手がボールをさばき、マルシーニョ選手や山田選手がサイドを広く使って攻撃の幅を確保。一方、横浜FCは守備に人数をかけながらも、序盤は自陣での対応に追われる苦しい時間帯が続いた。

前半のシュート数は両チームともに低調で、横浜FCは0本、川崎Fも枠内1本に留まったが、川崎Fの攻撃には緻密なビルドアップが見られた。横浜FCも20分過ぎからは前線のルキアン選手を起点に反撃の糸口を探るものの、シュートまで至らず。

後半に入ると流れは一転。横浜FCは福森選手、ユーリララ選手を中心に積極的にペナルティエリアへ進出し、シュート数を重ねていく。しかしその勢いを断ち切ったのが、後半13分に決まった川崎Fの山本選手による見事なミドルシュート。ボールはゴール右下へと吸い込まれ、試合の均衡を破った。

その後、横浜FCは櫻川選手や遠藤貴選手らを投入し攻勢を強め、計7本のシュートを放つも、枠内に飛んだシュートはゼロ。対する川崎Fは冷静にブロックを敷き、追加点こそ奪えなかったがリードを守り切った。

終わってみれば、横浜FCがゴール期待値(xG)では0.90と川崎F(0.26)を上回る内容だったが、最後の決定力を欠いた。一方の川崎Fは数少ないチャンスを確実に活かし、アウェーでの価値ある勝利を手にした。

これからに向けて

🔵惜しくも勝利には届かなかった横浜FCだが、試合後半の内容には希望が見える。ユーリララ選手、駒井選手、鈴木武選手といった攻撃陣が中心となり、川崎Fを押し込む展開を作ったことは今後への好材料だ。枠に当たるシュートが2本あったように、あと一歩で得点に結びつく場面も複数あった。中でも新保選手や遠藤貴選手のサイド突破からのクロスは、相手守備を揺さぶる有効な攻撃パターンとなった。チーム全体としても後半にかけてポゼッションを高め、試合を優位に進める時間帯を作れたことは成長の証だ。次節以降、同様のパフォーマンスを持続できれば、勝利は目前だろう。

🔴アウェーながらクリーンシートで勝点3を持ち帰った川崎Fは、内容以上に結果を掴み取る強さを見せた。特に山本選手のゴールは、個人技と判断力が光る一撃であり、チームに勢いをもたらした。守備面では高井選手や三浦選手を中心に、横浜FCの猛攻を最後まで跳ね返した集中力も見逃せない。また、交代出場した家長選手や小林選手もリズムを壊さず試合を締めた点は、選手層の厚さを印象づける内容だった。ポゼッションやxGでは劣ったものの、要所での決定力とゲームマネジメント能力は、上位進出を狙うチームとしての完成度を示した。

SNSの反応

📱横浜FCサポーター
「惜しかった…。枠に当たるシーン多すぎる(泣)」
「あのシュートが入っていれば…次こそ勝とう!」
「駒井選手とユーリララ選手の連携が良くなってきた!」
「最後まで諦めない姿勢に感動した!」
「今日は負けたけど、内容は悪くなかったと思う」

📱川崎フロンターレサポーター
「山本選手のゴール、エグすぎた…!」
「今日も無敗キープ!守備陣ナイス!」
「伊藤選手と大島選手の中盤コンビが安定してた」
「家長選手の交代出場で流れが締まったな」
「この勝ち方、強いチームの証拠!」

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この記事を書いた人

サッカー、主にJリーグをこよなく愛する1人。

お気に入り(鹿島アントラーズ)をメインに、他のチームの試合もすべて視聴。

世界に誇れる日本のJリーグ。その試合状況と私の感想をブログとして残そうと思ったのが、このブログです。

個人的な感想なので、大目に見てください(^^)

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