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2025年 第19節 広島vs川崎F

試合分析・戦評

エディオンピースウイング広島で行われた今節は、リーグ最少失点の堅守・広島と、最多得点を誇る川崎フロンターレの攻守対決となりました。試合は序盤から川崎Fがやや主導権を握り、マルシーニョ選手や家長選手を中心に積極的な仕掛けを見せました。広島も中野選手や東選手のクロスで応戦し、互いに枠内シュートを放つ緊張感のある展開が続きましたが、前半はスコアレスで折り返します。

後半に入り試合が動きます。5分、川崎Fはマルシーニョ選手の執念のヘディングで先制点を奪取。こぼれ球に素早く反応した冷静なフィニッシュでした。これを受けて広島はV.ジェルマン選手や新井選手を下げ、攻撃的な中村選手や前田選手を投入。攻勢を強め、前田選手やM.ジュニオール選手が立て続けに好機を作り出しました。

そして迎えた後半41分、中村選手の左サイドからの精度の高いクロスに荒木選手が反応し、ついに同点ゴールを叩き込みます。スタジアムの空気は一変し、逆転ムードが高まった広島でしたが、最後に待っていたのは無情のドラマ。アディショナルタイム、川崎FがCKからのこぼれ球を佐々木選手が押し込み、土壇場で勝ち越し。試合は1-2でアウェイの川崎Fが劇的な勝利を収めました。

シュート数では広島が16本、川崎Fが13本と互角。xGでも広島の2.32に対し、川崎Fは1.51と、広島が数字上では上回っていただけに、結果は悔やまれるものとなりました。

これからに向けて

サンフレッチェ広島は悔しい敗戦となったものの、交代選手が試合を動かすなど、選手層の厚さと戦術的柔軟性が光った試合でした。特に中村選手の積極性と荒木選手の得点感覚は、今後の攻撃の起点として期待が持てます。ゴール期待値でも上回っており、内容では優勢だったと言えるでしょう。この経験を糧に、次節以降も勝利への道筋をしっかり描いていけるはずです。

川崎フロンターレはアウェイでの貴重な勝利は、チーム全体の勝負強さと集中力の賜物でした。マルシーニョ選手の献身性、佐々木選手の値千金のゴール、そして全体としての組織的な守備が勝点3を引き寄せました。特に、相手の勢いに押されながらも冷静さを保ち、終了間際に勝ち越す姿勢は、王者らしい強さを感じさせます。上位戦線に向けて、弾みのつく1勝となったことでしょう。

SNSの反応

サンフレッチェ広島サポーターの反応
「内容では勝ってた…悔しすぎる」
「中村選手の仕掛けは素晴らしかった!次も期待」
「荒木選手のゴールは震えた」
「最後の失点がもったいなさすぎる」
「これをバネに次は絶対勝とう!」

川崎フロンターレサポーターの反応
「最後の佐々木選手、神すぎる!」
「マルシーニョ選手、今季ベストパフォーマンス」
「難しい試合だったけど、勝ち切るのが川崎F」
「山口選手のセーブに何度助けられたか…」
「この勝利はデカい!ACL圏内見えてきた!」

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この記事を書いた人

サッカー、主にJリーグをこよなく愛する1人。

お気に入り(鹿島アントラーズ)をメインに、他のチームの試合もすべて視聴。

世界に誇れる日本のJリーグ。その試合状況と私の感想をブログとして残そうと思ったのが、このブログです。

個人的な感想なので、大目に見てください(^^)

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