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2025年 第15節 柏vs清水

試合分析・戦評

2025年5月6日、三協フロンテア柏スタジアムで行われた柏レイソルと清水エスパルスの一戦は、前半から柏が主導権を握る展開でスタートしました。序盤はポゼッションを高く保ちながら右サイドを中心に攻撃を仕掛け、久保選手や仲間選手が再三チャンスを演出。前半のポゼッションは柏が67%、清水が33%とホームチームの積極性が光りました。

しかし、枠内シュート数では両チームともゼロ。ゴール期待値(xG)でも柏が0.50、清水が0.74と決定機には至らず、前半はスコアレスで折り返しとなりました。

勝負が動いたのは後半7分。柏レイソルは仲間選手の右サイドからのクロスに垣田選手が反応し、右足でゴール右上へシュートを突き刺して先制。この一撃が試合を決める決勝点となりました。柏は先制後も集中力を保ち、相手の猛攻を跳ね返し続けました。

清水エスパルスは後半から北川選手や乾選手らを投入し、攻撃に厚みを加えましたが、柏の組織だった守備を崩しきれませんでした。試合終盤にはVARチェックやゴール前の混戦もありましたが、柏の守護神小島選手や最終ラインが決定機をしっかりとブロック。

最終的にシュート数では清水が16本と上回ったものの、枠内シュートはわずか1本。ゴール期待値は柏の0.96に対して清水は1.66でしたが、結果としてスコアは動かず1-0で柏レイソルが勝利。これで柏は今季無敗を8試合に伸ばし、3位の座を確保しました。

今後

柏レイソルはこの試合でも抜群の安定感を見せました。試合開始から高いポゼッションを維持し、久保選手や小泉選手を起点としたサイド攻撃が効果的に機能。特に仲間選手と垣田選手の連携は素晴らしく、少ないチャンスを確実に得点につなげたのは大きな収穫です。

また、先制後の守備陣の集中力も特筆すべきポイント。犬飼選手や熊坂選手を中心とした最終ラインが幾度のピンチも身体を張って対応し、無失点に貢献しました。チーム全体が一体感を持って戦う姿勢が、勝点3につながった印象です。

この勝利でさらに勢いに乗る柏。上位争いにおいて、今後の連戦でも安定感ある守備と決定力のある攻撃で、さらなる躍進が期待されます。

清水エスパルスは敗れはしたものの、内容面では見どころの多い試合でした。試合終盤にはゴール期待値1.66を記録し、マテウスブエノ選手や高橋選手を中心に複数の決定機を創出。特に途中出場の乾選手や北爪選手のプレーには可能性を感じさせる場面も多く見られました。

守備面でもマテウスブエノ選手のブロックや蓮川選手の対応が随所に光り、失点は1に抑えました。惜しくもゴールには至りませんでしたが、あとはフィニッシュの精度が伴えば十分に勝利を掴める内容だったと言えます。

連敗とはなりましたが、チームとしての方向性は間違っておらず、次節以降での巻き返しに期待がかかります。

SNSの反応

柏レイソルサポーター
「垣田選手のゴール、痺れた!完璧なフィニッシュだった」
「守備陣が今日も堅かった!犬飼選手ナイスブロック」
「仲間選手、攻守に本当に効いてたな〜MVP級!」
「久保選手のクロス精度、どんどん良くなってる!」
「8戦無敗は本当にすごい、強い柏が戻ってきた!」

清水エスパルスサポーター
「内容では勝ってたと思う!あと一歩だった…」
「乾選手が入ってから明らかに流れ変わった!」
「マテウスブエノ選手、攻守に存在感すごい」
「北爪選手、サイドからの仕掛け最高だった」
「決定力だけが…!次は頼むぞエスパルス!」

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この記事を書いた人

サッカー、主にJリーグをこよなく愛する1人。

お気に入り(鹿島アントラーズ)をメインに、他のチームの試合もすべて視聴。

世界に誇れる日本のJリーグ。その試合状況と私の感想をブログとして残そうと思ったのが、このブログです。

個人的な感想なので、大目に見てください(^^)

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