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2025年 第1節 横浜FCvsFC東京

試合前展望

2025年2月15日、J1リーグ第1節、横浜FC対FC東京の一戦がニッパツ三ツ沢球技場で行われる。過去の対戦成績はFC東京の9勝3敗と大きく勝ち越しており、横浜FCにとってはリベンジの機会となる。両チームの予想フォーメーションは3-4-2-1で、中盤の攻防が試合の鍵を握ると考えられる。横浜FCは前線の鈴木武選手と櫻川選手の連携がポイント。一方のFC東京は、マルセロ・ヒアン選手や仲川選手のスピードを活かした攻撃に期待がかかる。開幕戦らしく、互いに慎重な入りとなるか、それとも積極的に仕掛けるか注目の一戦だ。

前半

試合がキックオフすると、横浜FCが積極的な入りを見せる。前半2分には、福森選手のパスが鈴木武選手につながり、続く櫻川選手がシュートを放つが、FC東京の守備陣がブロック。FC東京も直後にマルセロ・ヒアン選手がシュートを狙うが、小倉選手が冷静に対応する。

横浜FCはサイドからの攻撃を多用し、特に山根選手が左サイドをドリブルで突破する場面が多く見られた。前半12分には、ジョアン・パウロ選手が枠内シュートを放つが、FC東京GK野澤大選手の好セーブに阻まれる。さらに、鈴木武選手も13分に決定機を迎えるが、ここも野澤大選手が防ぎ、試合は拮抗した展開となる。

FC東京はポゼッションをやや上回るものの(前半15分時点で57%)、決定機を作る場面は少なく、横浜FCの守備陣が集中を切らさずに対応。28分には仲川選手がペナルティエリア内でボールを収めるも、シュートまで持ち込めず。FC東京の最初のCKは31分に獲得するも、ここも横浜FCの守備陣がしっかり対応した。

前半終了時点で、シュート数は横浜FCが6本、FC東京が3本。枠内シュートも横浜FCが3本放っているのに対し、FC東京は0本と、横浜FCの攻撃がやや優勢な展開だった。しかし、決定的なチャンスを活かせず、スコアレスで後半へと折り返す。

後半

後半は横浜FCボールでキックオフ。開始直後の1分、ジョアン・パウロ選手がシュートを狙うが枠を捉えられず。さらに3分、小倉選手のシュートが長友選手にブロックされる。横浜FCは引き続き積極的な攻撃を展開し、5分には山根選手のクロスから鈴木準選手がシュートを放つが、枠を外れてしまう。

FC東京は6分、森重選手のパスからマルセロ・ヒアン選手がペナルティエリア内でチャンスを迎えるが、横浜FCの守備陣が冷静に対応。12分には、FKからマルセロ・ヒアン選手がシュートを試みるが、枠を捉えられず。

そして試合の均衡が破れたのは16分。FC東京の俵積田選手がスルーパスを送り、抜け出した白井選手がペナルティエリア右から左足でゴール左上に決め、FC東京が先制点を奪う。

その後、横浜FCは積極的に攻勢をかけるも、FC東京の守備陣が粘り強く対応。駒井選手や新井選手が決定機を迎えるが、FC東京のGK野澤大選手が最後まで集中を切らさず、横浜FCの得点を許さなかった。試合はそのまま0-1でFC東京が勝利を収める。

総括

この試合は、横浜FCが積極的に攻め込みながらも、決定機を生かせなかった一戦だった。シュート数は14本対7本と横浜FCが上回り、枠内シュートも5本対1本と決定機の数でも優勢だったが、FC東京の守備とGK野澤大選手の好セーブが光った。

FC東京は後半にかけて攻撃のリズムを掴み、俵積田選手のスルーパスから白井選手が決勝点を決めた。攻撃回数は少なかったものの、少ないチャンスを確実にものにしたFC東京が勝利を手にした。

横浜FCにとっては、攻撃のアイデアや決定力が課題となる一方、守備陣はFC東京の攻撃をほぼ完封するパフォーマンスを見せた。FC東京は決定機の少なさが課題だが、勝負強さを発揮し、開幕戦を勝利で飾った。

今後に向けて

横浜FCは攻撃面で非常にアグレッシブな姿勢を見せ、特にサイドアタックが機能していた。鈴木武選手や櫻川選手の動き出しは鋭く、ゴールまであと一歩という場面を多く作り出した。守備面でも組織的にFC東京の攻撃を抑え込むことに成功し、ポジティブな要素は多い。今後は決定力を向上させることで、より多くの勝点を積み重ねることが期待される。

FC東京は少ないチャンスを確実にものにする勝負強さを発揮し、開幕戦を白星でスタートさせた。特に守備陣の安定感が光り、GK野澤大選手の好セーブはチームを救った。攻撃面では、俵積田選手のスルーパスや白井選手の決定力が今後の鍵となる。まだまだ改善の余地はあるが、勝ち切る力があることを証明した試合だった。

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この記事を書いた人

サッカー、主にJリーグをこよなく愛する1人。

お気に入り(鹿島アントラーズ)をメインに、他のチームの試合もすべて視聴。

世界に誇れる日本のJリーグ。その試合状況と私の感想をブログとして残そうと思ったのが、このブログです。

個人的な感想なので、大目に見てください(^^)

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