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J1特別大会 地域リーグラウンド 第12節 岡山vs福岡

📝試合分析・戦評

序盤から主導権を握った岡山

直近5試合で1勝4敗と苦しんでいたファジアーノ岡山が、ホームJFE晴れの国スタジアムに、4勝1敗と好調なアビスパ福岡を迎えた第12節。両チームとも3-4-2-1のミラーゲームという構図の中、岡山はこの試合にかける強い意志を序盤から見せた。前節から白井 康介選手・山根 永遠選手・ウェリック ポポ選手をスタメンに起用するなど3枚変更し、高い位置でのプレッシングと縦に速い攻撃を徹底。相手の自由を奪いながら、ポゼッション53%と試合の主導権を前半のうちに確立した。

白井選手の先制弾が試合の流れを決定づける

立ち上がりこそ、福岡が名古 新太郎選手のFKやCKでゴールを脅かす場面を作り、藤本 一輝選手のドリブル突破も光ったが、Lモーザー選手を中心とした岡山ゴールは崩れない。すると前半27分、左サイドのスローインから深い位置に侵入したウェリック ポポ選手が突破に成功。そのクロスをニアに飛び込んだ白井 康介選手が左足でゴール左下に叩き込み、待望の先制点が生まれた。シュートはわずか1本ながらゴール期待値0.48という高質な決定機を仕留めた形で、岡山の決定力の高さが光った一撃だった。

後半・圧力をかける福岡を組織で跳ね返す

後半に入ると、福岡は山脇 樺織選手に代えて見木 友哉選手を投入してポジションを組み替え、ボールの循環を改善。ポゼッションを60?71%まで高め、碓井 聖生選手・道脇 豊選手らがシュートを放つなど岡山ゴールに迫った。しかし岡山の守備陣はこれをものともしない。田上 大地選手を中心にした3バックがスペースを消し続け、相手に枠内シュートをわずか1本しか許さなかった。

山根選手の追加点が試合を決める

後半16分、右サイドを抜け出した白井 康介選手のクロスに逆サイドの山根 永遠選手が飛び込み、右足でゴール下に追加点を決めた。白井選手が今節1ゴール1アシストの活躍を見せたこのシーン、試合後に本人が「キーパーとディフェンスラインの間を狙っていた」と語ったように、明確な意図と練習での積み上げがゴールに直結した形だ。その後も福岡はサニブラウン ハナン選手や道脇選手を送り込んで猛攻を仕掛けたが、岡山の選手たちは最後まで集中を切らさず、完封勝利でタイムアップを迎えた。

総括:完成度の高い勝利

シュート数では岡山6本・福岡8本と福岡がやや上回ったが、枠内シュート比率は岡山3本・福岡1本と内容の優位は明らか。ゴール期待値も岡山0.76・福岡0.71とほぼ互角の中、岡山が質の高いチャンスをしっかり決め切った試合だった。木山 隆之監督が「先制点が非常に大きかった」と語ったように、先制後も緩めることなくゲームをコントロールし続けた試合運びは、J1で戦う岡山の確かな成長を示すものとなった。5試合ぶりの勝利・4連敗ストップという結果以上に、内容面での充実感が際立つ完勝だった。

今後の展望

ファジアーノ岡山は連敗ストップという結果だけでなく、内容でも確かな手応えをつかんだ一戦となった。

この試合でとりわけ輝いたのが白井 康介選手の存在感だ。1ゴール1アシストというスタッツ以上に、右サイドを起点とした積極的な攻撃参加が相手守備を揺さぶり続けた。「今シーズンは得点とアシストにこだわる」という宣言どおりの活躍は、チームに大きな自信をもたらすはずだ。また、ウェリック ポポ選手の推進力も5試合ぶりの先発とは思えない仕上がりで、ゴールを直接生み出すクロスを供給するなど存在感を発揮した。

守備面では田上 大地選手を中心とした3バックが組織的な粘りを見せ、J1の強豪・福岡を完封。無失点という事実はチーム全体の自信につながる財産だ。山根 永遠選手の逆サイドへの飛び込みゴールに象徴されるように、サイドの連携も深みを増している。連戦が続くスケジュールの中でも、「岡山らしいハードワーク」を基盤に積み上げてきたものが形になりつつある。次節以降も、このポジティブな空気を継続していこう!

アビスパ福岡は、結果こそ0-2での敗戦となったが、後半の戦いぶりには今後への可能性が十分に詰まっていた。

中2日というタイトなスケジュールにも関わらず、先発6人を入れ替えて挑んだこの試合。チームの総合的な層の厚さを改めて示した。後半は見木 友哉選手の投入によるシステム変更でボールが見事に循環しはじめ、ポゼッション70%超を記録する時間帯も生まれた。藤本 一輝選手のドリブル突破、道脇 豊選手のシュートセンス、そして重見 柾斗選手のパスセンスなど、各選手の個の質の高さは随所に光っていた。

失点の場面を振り返ると、いずれも隙のない形で崩されたわけではなく、細部の修正で防げるシーンだったとも言える。守備陣がしっかりとブロックを形成する時間帯は岡山に自由を与えておらず、組織的なベースは依然として堅い。サニブラウン ハナン選手ら若い力も加わり、終盤の攻撃力は着実に増している。この一戦の悔しさをエネルギーに変えて、再び上位争いに戻ってくるアビスパの姿を信じよう!

📱 試合後のサポーターの反応

岡山サポーター
「白井選手の1ゴール1アシストが最高すぎた!!今シーズン一番の出来だったんじゃないかな。本当にありがとう」
「4連敗してる間ずっと苦しかったけど、今日やっと報われた気がした。涙出そうになった」
「ウェリックポポ選手の突破力、スタジアムが沸いてた!あの推進力は反則すぎる」
「田上選手を中心にした守備陣が本当に安定してた。完封は全員の集中力の賜物!」
「12,819人のサポーターが後押ししてくれた。一体感がすごくて、スタジアムの雰囲気が最高だったよ」

福岡サポーターの声
「中2日での6人変更、疲労もあっただろうけど、チャンスは作れてただけに悔しい。決定力の差が出た試合」
「後半のボール回しはすごく良かった。見木選手が入ってからリズムが出てきたのは収穫」
「アウェイまで駆けつけたのに、ビジター席の観戦環境問題は残念だった。運営には改善してほしい」
「サニブラウン選手や道脇選手が後半に使えるなら攻撃の選択肢は増えてる。次節に期待!」
「シュート数は岡山より多かった。あとは枠内に飛ばすだけ。決定力さえついてくれば怖いチームになる」

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この記事を書いた人

サッカー、主にJリーグをこよなく愛する1人。

お気に入り(鹿島アントラーズ)をメインに、他のチームの試合もすべて視聴。

世界に誇れる日本のJリーグ。その試合状況と私の感想をブログとして残そうと思ったのが、このブログです。

個人的な感想なので、大目に見てください(^^)

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