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2025年 第31節 神戸vs東京V

試合分析・戦評

明治安田J1リーグ第31節、ノエビアスタジアム神戸で行われたヴィッセル神戸と東京ヴェルディの一戦は、ホームの神戸が4-0で快勝した。試合序盤から神戸は前線の大迫勇也選手と宮代大聖選手を軸にした攻撃で主導権を握る。前半10分には、大迫選手がこぼれ球を冷静に押し込み先制点を挙げた。さらに38分には、井出遥也選手からのパスを受けた宮代選手が個人技で追加点を奪い、前半を2-0で折り返した。

東京Vも福田湧矢選手や寺沼星文選手を中心にカウンターを仕掛けたが、神戸の守備陣とGK前川黛也選手の好セーブに阻まれ、決定機を生かせなかった。後半に入っても流れは変わらず、55分には扇原貴宏選手のクロスにエリキ選手が頭で合わせて3点目。67分にはエリキ選手のパスから宮代選手が決め、勝負を決定づけた。

神戸は守備でも集中を切らさず、東京Vのシュート6本をすべて防ぎ切り無失点勝利。ポゼッションとゴール期待値でも大きく上回り、盤石の試合運びを見せた。中盤での球際の強さやセカンドボール回収率の高さが光り、攻守両面で安定感を示した神戸は、リーグ3連覇へ向けて大きな勝点3を積み上げた。

一方の東京Vは前節で岡山に勝利して勢いを得ていたが、上位相手に攻撃の迫力不足を露呈。新戦力の内田陽介選手や寺沼選手が奮闘するも連動性に欠け、最後まで崩し切れなかった。それでも途中出場の齋藤功佑選手や染野唯月選手が積極的にゴールを狙う姿勢を見せるなど、今後への収穫もあった試合であった。

これからに向けて

神戸にとってこの試合は、攻守にわたって理想的な内容だった。大迫勇也選手と宮代大聖選手の2トップが前線で起点となり、永戸勝也選手や酒井高徳選手といったサイドの選手が攻撃を厚くした。宮代選手は2得点を挙げる活躍を見せ、若手とベテランが融合した攻撃の形がより明確になってきている。また、守備では前川黛也選手の安定感に加え、本多勇喜選手や山川哲史選手の対応が光り、東京Vに大きなチャンスを与えなかった。首位・鹿島を追走する中で、4-0という結果は得失点差の面でも非常に価値が大きい。残り試合に向けて、内容と結果が伴ったこの勝利はチームに大きな自信を与えるだろう。

東京Vは0-4の敗戦という結果だけを見れば厳しいものの、チームにとって成長のための材料が多く得られた試合だった。前線で染野唯月選手や齋藤功佑選手が途中から積極的に仕掛けた場面は、次節以降の攻撃のバリエーションに繋がる。また、守護神マテウス選手がPKをストップするなど、要所で個の力が発揮されたこともポジティブな要素だ。新戦力の内田陽介選手や寺沼星文選手が先発で起用され、実戦の中で経験を積んだことも大きい。残留争いの中で勝点を重ねることが必要だが、課題が明確になったことで修正の方向性がはっきりした。次節以降に向けて攻撃の連動性を高め、積極的なチャレンジを続けることが期待される。

SNSの反応

ヴィッセル神戸サポーター
「宮代選手が頼もしすぎる!エースとして完全に定着したな」
「大迫選手の存在感は別格。彼がいるとチームが落ち着く」
「前川選手のセーブに救われた場面も多くて安心感がある」
「永戸選手の復帰は本当に大きい、左サイドが活性化した」
「これぞ神戸!攻守に隙がなく、3連覇へ夢が広がる」

東京ヴェルディサポーター
「マテウス選手のPKストップは本当にスーパーだった」
「若手が経験を積んでるのは嬉しい。まだまだ伸びるチーム」
「齋藤選手の積極的なシュートは希望が持てた」
「大敗でも最後まで戦う姿勢を見せてくれて誇りに思う」
「強豪相手の課題が見えた。ここから修正して残留を勝ち取ろう」

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この記事を書いた人

サッカー、主にJリーグをこよなく愛する1人。

お気に入り(鹿島アントラーズ)をメインに、他のチームの試合もすべて視聴。

世界に誇れる日本のJリーグ。その試合状況と私の感想をブログとして残そうと思ったのが、このブログです。

個人的な感想なので、大目に見てください(^^)

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