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2025年 第9節 岡山vsFC東京

個人的な試合分析・戦評

JFE晴れの国スタジアムで開催されたJ1第9節、ファジアーノ岡山とFC東京の一戦は、ホームの岡山が1-0で勝利を収めた。

前半、強風が吹く中で風下に立った岡山は、ボール保持率でFC東京に大きく差をつけられたものの、最後の局面での守備の集中力と粘り強さが際立った。Sブローダーセン選手を中心とした守備陣は、前半だけで7本のシュートを受けながらもゴールを許さず、落ち着いた対応を続けた。

一方のFC東京は、佐藤選手や白井選手を軸に右サイドからの攻撃で何度もチャンスを作り出し、前半のゴール期待値は1.37と圧倒的だった。しかしながら、決定力を欠き、ゴールには至らなかったことが大きな誤算となった。

後半、風上に立った岡山は流れを掴み始める。田部井選手の投入が流れを変え、後半16分にはその田部井選手がペナルティエリア手前から左足で鋭いシュートを決め、待望の先制点を奪取。ここまで先制した試合は3戦3勝と、リードを奪ってからのゲームマネジメントには自信がある。

その後もFC東京の猛攻を受けるが、柳育選手の空中戦の強さやルカオ選手の最前線でのフィジカルの存在感が光り、チーム全体で耐え抜いた。試合終了間際にはFC東京に連続して枠内シュートを許すが、最後まで集中を切らさず、勝点3を死守。

シュート数ではFC東京が12本と岡山の倍だったが、守備と効率的な攻撃で勝利を掴んだ岡山が、ホーム無敗を継続。FC東京は内容では勝りながらも、またしても勝点3に届かず、苦しい状況が続いている。

今後

岡山は、風下に立たされた前半こそ劣勢だったものの、粘り強い守備と球際の強さで無失点に抑えた点が大きな収穫となった。後半からは風上を活かした押し上げが機能し、途中出場の田部井選手が見事なゴールで応えた。フィジカルに強いルカオ選手や柳育選手を中心に、局面での優位性を活かす戦い方が浸透しており、終盤にかけても相手の猛攻に屈することなく守り切った点も自信につながる。ホーム無敗の記録を伸ばし、次節以降の上位進出へ向けて着実に弾みをつける勝利となった。

FC東京は内容で上回りながらも、決定力に泣く結果となった。しかし試合を通じて常に主導権を握り、多くのチャンスを演出できたことは評価すべきだ。佐藤選手や安斎選手のサイド突破、Hトレヴィザン選手や高選手のミドルシュートなど、バリエーションある攻撃は機能しており、あとはゴール前の落ち着きと精度だけが課題だ。交代出場した北原選手や山下選手も積極性を見せており、層の厚さも感じられる。勝利に結びつくのは時間の問題であり、この流れを止めずに前を向いて進んでほしい。

SNSの反応

ファジアーノ岡山サポーターの声
「田部井選手、決めてくれてありがとう!スーパーゴール!」
「ルカオ選手のポストプレーが効いてた。前線で助かった」
「Sブローダーセン選手、神セーブ連発だったね」
「今日も柳育選手が守備の柱だった!」
「やっぱりホーム強いな~無敗継続うれしい!」

FC東京サポーターの声
「シュートは多いのに決まらない…。なんでだ…」
「佐藤選手と白井選手の連携よかったけど最後がなぁ」
「悔しいけど内容は悪くなかった。切り替えて次!」
「高選手、惜しいシュート連発だった!あとは精度!」
「交代策も攻めてて良かったと思う。次こそ勝ちたい!」

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この記事を書いた人

サッカー、主にJリーグをこよなく愛する1人。

お気に入り(鹿島アントラーズ)をメインに、他のチームの試合もすべて視聴。

世界に誇れる日本のJリーグ。その試合状況と私の感想をブログとして残そうと思ったのが、このブログです。

個人的な感想なので、大目に見てください(^^)

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