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2025年 第7節 名古屋vs横浜FC

試合前展望

直近5試合で未勝利と苦しい状況の名古屋グランパス。一方、横浜FCは2勝とやや上向きの調子。名古屋がホームの地の利を活かして巻き返しを狙う中、横浜FCも勢いを持って乗り込む。

ともに3-4-2-1の布陣で、個の力と連携の完成度が勝敗の鍵を握りそうだ。中盤の主導権争いに注目。

前半

キックオフは名古屋ボール。立ち上がりは両チームとも慎重な入りで、なかなかシュートまで持ち込めない展開が続いた。名古屋は右サイドの中山選手やマテウス選手を起点に攻撃を構築するも、横浜FCのンドカ選手や福森選手が冷静に対応。横浜FCも左サイドの新保選手や右サイドの山根選手を使ったサイド突破で押し返し、名古屋ゴールへと迫るが、河面選手や森島選手が要所で体を張った守備を見せ、簡単には崩させなかった。

前半16分、試合は動く。名古屋が右サイドで得たスペースを活かし、マテウス選手が鋭いクロスを供給。これに反応した和泉選手が中央からヘディングで合わせ、ゴール左下へと決めて先制点。劣勢気味だった名古屋にとって大きな一撃となった。

その後も横浜FCは山根選手や小倉選手、櫻川選手が積極的にミドルレンジからシュートを狙い、同点を目指すが、枠をとらえることができず。名古屋は前からのプレッシングとカウンターの切れ味を保ちながら、リードを守る展開に持ち込んだ。

前半終了時点でのシュート数は名古屋2本、横浜FC3本。ポゼッションは名古屋45%、横浜FC55%と、内容的には互角に近いものの、決定機の精度で名古屋がわずかに上回った形で1-0とリードして折り返した。

後半

後半開始から横浜FCは新保選手に代えて村田選手を投入。巻き返しを狙うも、名古屋の集中した守備の前に決定機を作れずにいた。

そんな中、後半8分、名古屋が試合を動かす。櫻川選手のハンドでPKを獲得すると、キッカーの稲垣選手が冷静に右下へ決め、スコアは2-0。名古屋が優位を広げた。

その後、横浜FCは一気に3枚替えを行い、ルキアン選手、新井選手、鈴木武選手を投入。特にルキアン選手と鈴木武選手はペナルティエリア内での存在感を見せ、横浜FCの攻撃が次第に勢いを増していく。

名古屋はマテウス選手と中山選手を下げて永井選手、小野選手を送り込むなど、リードを守りながら追加点を狙う構え。一方の横浜FCはクロスやセットプレーを活用し、名古屋ゴールへ猛攻を仕掛ける。後半24分にはルキアン選手のヘディングが枠内を捉えるも、シュミット選手の好セーブに阻まれた。

後半50分、ついに横浜FCが1点を返す。山根選手のスルーパスを受けた鈴木武選手が右サイドから切れ込み、右足でゴール右下へと流し込んだ。最後まで攻勢を強める横浜FCだったが、同点には届かず、試合は2-1で名古屋の勝利となった。

後半のシュート数は名古屋が5本、横浜FCが6本。枠内シュートも互角で、横浜FCの反撃は非常に迫力あるものだった。

総括

試合を通じて、名古屋は決定機をしっかりとものにしたことが勝因だった。前半のワンチャンスをヘディングで決めた和泉選手、そしてPKを冷静に沈めた稲垣選手の2ゴールは、いずれも限られたチャンスを生かした象徴的な得点だった。

守備面では、シュミット選手のセービングが光った。特に後半24分と48分の横浜FCの決定機をシャットアウトしたプレーは勝利に直結する大きな働きだった。河面選手や森島選手の空中戦、セカンドボール対応も安定しており、守備の要所を締めることに成功していた。

一方の横浜FCは、後半の交代選手が躍動し、特に鈴木武選手とルキアン選手が名古屋守備陣を押し下げていた。山根選手の推進力とラストパスの精度も高く、ゴールへの道筋を最後まで切らさなかった点は高く評価できる。

スタッツ上も、横浜FCは名古屋を上回る9本のシュート、うち3本が枠内という内容を示した。また、ゴール期待値も1.06と、名古屋の1.14に迫る数字で、内容的には拮抗した好ゲームだったといえる。

勝利した名古屋にとっては、今季初勝利という意味で非常に大きな一戦。逆に敗れた横浜FCも、決して悲観する内容ではなく、むしろ今後のポジティブな材料が多い試合だった。

今後

名古屋グランパスは、ついに今季初勝利を掴んだ名古屋グランパス。チーム全体の守備意識と集中力が高く、特にリード後の試合運びに安定感が見られました。和泉選手や稲垣選手といった中心選手が結果を出し、攻守の要であるシュミット選手の活躍も光りました。この勝利が自信となり、今後の浮上のきっかけになることは間違いありません。

横浜FCは、惜しくも敗れたものの、交代選手のインパクトや後半の攻撃的な姿勢は、次節以降に期待を持たせる内容でした。山根選手の仕掛けや鈴木武選手の得点は、チームに勢いを与えるプレーでした。選手層の厚みと試合終盤まで諦めない姿勢は大きな強み。内容に悲観することなく、前向きに次戦へ進んでいけるチームです。

SNSでの反応

名古屋グランパス
・今季リーグ初勝利!長かったけど、ついに勝てたね!この調子で連勝を期待!
・守護神シュミット選手の安定した守りで、ホームでの勝利を飾った!ここからの巻き返しに期待が膨らむね!
・和泉選手の先制ゴール、稲垣選手の追加点、チーム全体の連携が素晴らしかった!次も勝利を信じて応援します!

横浜FC
・惜しくも敗れたけど、後半の攻撃は迫力満点だった!鈴木武選手のゴールは次につながるはず!
・ルキアン選手の投入で攻撃に厚みが増した!次節はこの勢いを活かして勝利を目指そう!
・山根選手のドリブル突破が光っていた!チーム全体の士気も高く、今後の試合が楽しみ!

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この記事を書いた人

サッカー、主にJリーグをこよなく愛する1人。

お気に入り(鹿島アントラーズ)をメインに、他のチームの試合もすべて視聴。

世界に誇れる日本のJリーグ。その試合状況と私の感想をブログとして残そうと思ったのが、このブログです。

個人的な感想なので、大目に見てください(^^)

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