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2025年 第5節 神戸vs広島

📝試合分析・戦評

J1第5節、ノエビアスタジアム神戸で行われたヴィッセル神戸とサンフレッチェ広島の上位対決は、勝点差1で並ぶ両チームにとってまさに“シックスポイントゲーム”となった。序盤から互いにロングボールを交えて前線を狙う展開が続き、攻守の切り替えが非常に速いスリリングな試合となった。

神戸は佐々木大樹選手をターゲットに据え、セカンドボールを狙う戦術で応戦。一方の広島は中村草太選手や新井直人選手を起点に、サイドから背後のスペースを突く形でチャンスを創出した。特にジャーメイン良選手を絡めた右サイドの攻撃は迫力を見せ、前半から何度も神戸ゴールに迫った。

神戸も28分にエリキ選手が持ち運び、汰木康也選手がシュートを放つ場面や、32分の宮代大聖選手の強烈な左足シュートなど、決定機を演出するが、いずれもGK大迫敬介選手の好守に阻まれた。守備ではGK前川黛也選手の存在が大きく、広島の鋭い攻撃にも冷静に対応。前半はスコアレスで終了した。

後半に入ると、広島はジャーメイン良選手のヘディングシュートがポストを直撃するなど、惜しいシーンを重ねる。だが試合を動かしたのは神戸だった。66分、広瀬陸斗選手のパスを起点に、宮代大聖選手、佐々木大樹選手とつなぎ、最後はエリキ選手が頭で合わせてゴール。神戸が1-0で先制する。

その後、広島はヴァレール・ジェルマン選手や菅大輝選手らを投入して反撃を試みるが、神戸の守備ブロックを崩しきれず。神戸は終盤に3バックへ変更し、組織的に守りきると、そのまま試合終了。1-0で神戸が勝利を収め、勝点3を獲得。首位・鹿島との勝点差を「1」に縮め、今後の優勝争いへ大きく前進した。

これからに向けて

🔴神戸はこの試合で攻守において非常に組織的な戦いを見せた。前半は我慢強くブロックを敷きつつも、カウンターから鋭く攻め込む姿勢が見え、後半は主導権を握って試合をコントロール。先制点となったエリキ選手のゴールは、前線の連携が噛み合った見事な崩しから生まれたものだった。また、交代選手の広瀬陸斗選手が流れを変える働きを見せるなど、ベンチメンバーの貢献度も高い。GK前川黛也選手の安定したセービングもチームの支えとなった。守備では終盤に5バック気味にシステム変更し、集中力を切らさず無失点での勝利を飾ったことは、チームの地力と成熟度を感じさせる内容だった。

🟣広島にとっては悔しい敗戦となったが、内容としては決して劣ってはいなかった。中村草太選手や新井直人選手を中心としたサイド攻撃は再三にわたって神戸の守備陣を揺さぶり、ジャーメイン良選手のポスト直撃シュートや、ヴァレール・ジェルマン選手の決定機など、ゴールの可能性を感じさせる場面は多かった。途中出場の東俊希選手や前田直輝選手らも流れを変えるプレーを披露し、控えメンバーの層の厚さも見せた。結果はついてこなかったが、試合内容には一定の手応えがあったはずだ。今後はフィニッシュの精度や判断力を高めることで、チームとしてさらなる上位進出を狙えるポテンシャルを持っている。

SNSの反応

📣🔴ヴィッセル神戸サポーター
「エリキ選手、値千金のゴール!MOMだね」
「前川選手の神セーブ、今日も頼りになる!」
「宮代選手のアシスト、見事なビジョンだった」
「広瀬選手、途中出場からの大活躍ありがとう!」
「この勝利はデカい!首位が見えてきた!」

📣🟣サンフレッチェ広島サポーター
「チャンスはあっただけに悔しすぎる…」
「ジャーメイン選手のポスト直撃、惜しすぎた」
「中村選手の走り、今日も光ってた」
「ヴァレール・ジェルマン選手、もう少しだった!」
「内容は悪くなかった!切り替えて次いこう」

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この記事を書いた人

サッカー、主にJリーグをこよなく愛する1人。

お気に入り(鹿島アントラーズ)をメインに、他のチームの試合もすべて視聴。

世界に誇れる日本のJリーグ。その試合状況と私の感想をブログとして残そうと思ったのが、このブログです。

個人的な感想なので、大目に見てください(^^)

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