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2025年 第5節 柏vs鹿島

試合前展望

柏レイソルと鹿島アントラーズの一戦は、柏のホーム、三協フロンテア柏スタジアムで開催される。

過去の対戦成績では鹿島が圧倒的にリードしており、35勝12分20敗と勝ち越している。

柏は3-1-4-2の布陣を採用し、直近のリーグ戦からは田中選手が先発に入る。一方の鹿島は4-4-2を継続し、柴崎選手がスタメン復帰。

柏はボール保持を重視しつつ、久保選手や小泉選手の個人技で崩しを狙う。一方、鹿島は堅守速攻でレオセアラ選手を活かす展開を想定。試合の鍵は、柏の攻撃的な布陣が鹿島の堅守を崩せるか、そして鹿島のカウンターが機能するかにかかっている。

前半

試合は鹿島ボールでキックオフ。序盤から両チームともに積極的に攻撃を仕掛ける。柏は垣田選手を中心にチャンスを作り、2分には木下選手がゴールを狙うも関川選手に阻まれる。鹿島も6分に右CKを獲得し、樋口選手が蹴り込むが、古賀選手のクリアに阻まれる。

7分には鹿島の柴崎選手がペナルティエリア手前からミドルシュートを放つが枠を外れる。柏もすぐに反撃し、垣田選手がペナルティエリア右からシュートを放つが、GK早川選手がセーブ。両チームともに堅守が光り、なかなか得点には至らない。

15分時点でのポゼッションは柏が55%、鹿島が45%と、柏がボールを握る展開。だが、鹿島も松村選手や安西選手を起点に左サイドから仕掛ける。20分時点でのシュート数は柏2本、鹿島2本と拮抗している。

試合が動いたのは26分。鹿島の安西選手が左サイドからクロスを供給し、レオセアラ選手がペナルティエリア中央でヘディングシュートを決め、鹿島が先制。これで試合の流れは一変する。柏は小泉選手、小屋松選手を中心に攻撃を仕掛けるが、鹿島の守備を崩しきれない。

30分には柏のポゼッションが58%に上昇。ボールを支配しながらも決定的なチャンスを作れず、鹿島の堅守に苦しむ。鹿島は34分に樋口選手がFKを放つも枠を外れ、追加点は奪えず。

前半終了間際、柏もセットプレーからチャンスを作るが、鹿島守備陣が集中を切らさずに対応。前半は0-1で鹿島リードのまま折り返す。ポゼッションは柏55%、鹿島45%、シュート数は両チームともに5本ずつと、拮抗した展開だったが、鹿島が少ないチャンスを活かしてリードを奪った形となった。

後半

後半開始と同時に柏は木下選手に代えて細谷選手を投入。攻撃の活性化を狙う。だが、鹿島が先に試合を動かす。後半5分、松村選手のクロスにレオセアラ選手が反応し、見事な右足シュートでゴール左上に決め、スコアは0-2に。柏にとっては厳しい展開となる。

それでも柏は諦めず、12分に垣田選手のスルーパスに抜け出した久保選手が右足でゴールを決め、1-2と反撃開始。ここから柏の攻撃が勢いを増し、15分時点でのポゼッションは柏61%と鹿島を上回る。

しかし、鹿島は17分に再びレオセアラ選手がゴールを決め、1-3と突き放す。鹿島の決定力が光る展開となった。柏も26分にジエゴ選手がドリブルで仕掛けるが、鹿島守備陣に阻まれる。さらに37分には細谷選手がペナルティエリア右からシュートを放つも、早川選手の好セーブに阻まれた。

後半終盤、柏はセットプレーやサイド攻撃でチャンスを作るが、鹿島の集中した守備を崩せず、試合は1-3で終了。鹿島が堅守速攻を活かし、柏のホームで勝ち点3を獲得した。

総括

この試合は、鹿島の堅守速攻が機能し、レオセアラ選手の決定力が試合を決めた。柏はボール保持率で優位に立ち(55%)、チャンスを作るも、最後の局面で鹿島守備陣を崩しきれなかった。シュート数(柏10本、鹿島12本)も拮抗していたが、鹿島は決定機を確実に決めたことが勝因となった。

また、鹿島の守備陣は関川選手、植田選手を中心に堅固で、柏の攻撃陣を封じた。特に後半の細谷選手投入後の柏の攻撃にも冷静に対応し、試合をコントロール。逆に柏は攻撃面での工夫が必要で、サイド攻撃の精度向上が今後の課題となる。

今後

柏はボール保持率やチャンスメイクの面でポジティブな要素が多かった。久保選手の得点も素晴らしく、攻撃の形は確立されつつある。今後は決定力を高めることが重要で、細谷選手のフィットが鍵になるだろう。

鹿島は守備の安定感とカウンターの精度が素晴らしく、勝負強さを見せた。特にレオセアラ選手の決定力は圧巻で、今後の試合でも鍵を握る存在となるだろう。また、柴崎選手の中盤の安定感も光り、チームとしてバランスの取れた試合運びができていた。

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この記事を書いた人

サッカー、主にJリーグをこよなく愛する1人。

お気に入り(鹿島アントラーズ)をメインに、他のチームの試合もすべて視聴。

世界に誇れる日本のJリーグ。その試合状況と私の感想をブログとして残そうと思ったのが、このブログです。

個人的な感想なので、大目に見てください(^^)

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