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2025年 第4節 東京VvsG大阪

試合前展望

J1リーグ第4節、東京ヴェルディとガンバ大阪の一戦。

東京Vはここまでの対戦成績で23勝6分16敗と勝ち越しており、ホームの味の素スタジアムでの戦いに自信を持っている。一方、G大阪は前節の結果を受けてスタメンを3人変更し、新たな布陣で挑む。

東京Vは3-4-2-1のフォーメーションを維持し、攻撃の形を作ることに重点を置く。一方、G大阪は4-2-3-1で中盤の強度を高めつつ、Iジェバリ選手を軸に得点を狙う展開になりそうだ。

前半

試合は東京Vボールでキックオフ。序盤から東京Vは積極的に攻め込み、右サイドの山田選手や左サイドの齋藤選手がクロスを供給する。しかし、G大阪の守備陣も集中を切らさず、江川選手や福岡選手が確実にクリア。前半10分には新井選手が決定機を迎えるも、シュートは枠を外れる。両チームとも序盤は慎重な入りを見せるが、東京Vがややポゼッションで優位に立つ。

G大阪もカウンターを狙い、半田選手や倉田選手が右サイドからの攻撃を仕掛ける。17分には半田選手がヘディングシュートを放つも、マテウス選手の好セーブに阻まれる。その後、東京Vも反撃し、28分には新井選手がペナルティエリア内でボールを受けるが、折り返しはG大阪の守備陣に防がれる。

終盤にかけて、東京Vの山見選手や新井選手が積極的にシュートを放つも、G大阪のGK一森選手が安定したセービングを見せる。前半はスコアレスのまま終了し、東京Vが7本、G大阪が3本のシュートを放ったものの、決定的な場面は少なかった。

後半

後半はG大阪ボールでキックオフ。開始直後からG大阪が攻勢を強め、Iジェバリ選手や山下選手が立て続けにシュートを放つ。しかし、東京Vの守備陣も粘り強く対応し、綱島選手や谷口選手がシュートブロックを見せる。後半7分には東京Vの福田選手が決定機を迎えるが、G大阪GK一森選手が再びビッグセーブ。

G大阪は攻撃のギアをさらに上げ、30分にはIジェバリ選手が惜しいシュートを放つが、ゴール枠に当たってしまう。試合が膠着状態の中、40分についに均衡が破れる。ファンアラーノ選手のパスを受けたIジェバリ選手がヘディングでゴールを決め、G大阪が1-0とリードを奪う。

東京Vも試合終盤にかけて反撃を試みるが、G大阪の守備は堅く、最後まで決定機を作ることができず。試合はそのまま終了し、G大阪が貴重な勝ち点3を手にした。

総括

この試合は互いに慎重な入りを見せながらも、次第に攻撃のギアを上げた展開となった。東京Vはポゼッションで主導権を握り、セットプレーやサイド攻撃を中心に攻めたものの、G大阪の堅守を崩しきれなかった。G大阪は前線のIジェバリ選手を中心にカウンターを仕掛け、最後はそのIジェバリ選手が勝負を決めるゴールを決めた。

スタッツを見ると、シュート数は東京Vが12本、G大阪が19本。枠内シュートは共に4本と、決定機の数では互角だった。ゴール期待値(xG)は東京Vが0.81、G大阪が1.57と、G大阪の方がより質の高いチャンスを作れていたことがわかる。

東京Vにとっては、攻撃面の精度を高めることが課題となる。一方、G大阪は粘り強い守備とカウンターの質の高さが光り、勝利にふさわしい内容だった。

今後

東京Vはこの試合でポゼッションを握り、多くの攻撃を仕掛けた点は評価に値する。山見選手や新井選手のドリブル突破、齋藤選手の積極的なシュートは今後の試合でも重要な武器となるだろう。また、守備面では綱島選手や谷口選手が安定した対応を見せ、G大阪の決定機を何度も防いだ。このチームがさらなる得点力を磨けば、今後のリーグ戦での躍進が期待できる。

G大阪にとっては、Iジェバリ選手の決定力が改めて証明された試合となった。彼を軸にしたカウンター攻撃は強力で、今後の試合でも得点源となるだろう。守備陣も一森選手を中心に安定しており、堅守速攻のスタイルが確立されつつある。これを継続し、さらに攻撃のバリエーションを増やすことで、上位進出が見えてくるはずだ。

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この記事を書いた人

サッカー、主にJリーグをこよなく愛する1人。

お気に入り(鹿島アントラーズ)をメインに、他のチームの試合もすべて視聴。

世界に誇れる日本のJリーグ。その試合状況と私の感想をブログとして残そうと思ったのが、このブログです。

個人的な感想なので、大目に見てください(^^)

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