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2025年 第35節 清水vs東京V

試合分析・戦評

J1第35節、IAIスタジアム日本平で行われた清水エスパルス対東京ヴェルディの一戦は、1-0で清水が接戦を制した。わずか勝点1差の中位直接対決となったこの試合は、残留争いと順位争いの両面で重要な“シックスポイントマッチ”だった。

序盤から清水は球際の強さとサイド攻撃を軸に試合を支配。特にカピシャーバ選手と山原選手の両ウイングが積極的に仕掛け、東京Vのディフェンスラインを押し下げる展開を作った。18分、松崎選手の低いクロスが相手DF谷口選手のオウンゴールを誘い、清水が先制。この1点が結果的に決勝点となった。

その後も清水はボール保持を安定させつつ、北川選手を起点にショートカウンターを織り交ぜたバランスの良い戦いを見せた。一方の東京Vは染野選手を中心に前線での連動を試みるも、清水の中盤ブロックを崩しきれず前半を0-1で折り返す。

後半に入ると東京Vがボール支配を高め、交代で投入された松橋選手や白井選手が積極的にシュートを放つが、GK梅田選手の好守に阻まれる。終盤は唐山選手や染野選手が立て続けにチャンスを作るも、最後の一線を突破できなかった。ゴール期待値では東京Vが上回ったものの、清水の集中した守備と梅田選手のビッグセーブが光った試合だった。

結果的に清水が5試合ぶりの白星を飾り、ホームのサポーターの前で残留を決定。一方の東京Vも今季の安定した戦いぶりでJ1残留を確実にし、互いに前向きな結果となった。

これからに向けて

🧡 清水にとってこの勝利は、前節の大敗から見事に立て直した象徴的な一戦となった。北川選手が最前線でボールを収め、松崎選手とカピシャーバ選手が攻撃のアクセントを作ったことで、チーム全体が前向きなリズムを取り戻した印象だ。特に守備面では、髙橋利樹選手や住吉選手が粘り強く対応し、GK梅田選手が幾度も決定機を防ぐ安定感を見せた。

また、試合終盤の集中力維持は見事で、1点差を守り切る力強さが際立った。今後に向けては、得点力の向上が課題ではあるものの、チーム全体の連動性や守備意識の高さが確実に向上している。残留を決めたことで、次節以降はより攻撃的な姿勢を打ち出せるはずだ。ホームでの勝利をきっかけに、清水らしいパスワークとサイド攻撃の再現性をさらに磨いていきたい。

💚 東京Vは敗戦こそ喫したものの、内容面では後半に圧倒的なボール支配を見せた。染野選手を中心に前線での崩しが機能し、途中出場の松橋選手や白井選手が攻撃に厚みを加えた点は明るい材料だ。特に右サイドからのクロス攻撃やセカンドボールの回収率の高さは、チームの地力を示していた。

守備面でも個々の対応力が向上しており、森田選手や内田選手の献身的なプレーが目立った。試合後半には相手ゴール前で何度も決定機を作り、GK梅田選手に阻まれた場面も多かった。敗れても内容には確かな前進があり、今季通してのポゼッション志向が浸透していることが伺える。残り試合ではフィニッシュの質を高めることが課題となるが、チームの成熟度は確実に増している。

SNSの反応

🗣🧡 清水エスパルスサポーター
「やっぱり梅田選手、神セーブ連発!残留決定おめでとう!」
「カピシャーバ選手のドリブルは毎試合見ていてワクワクする」
「この勝ち方が清水らしい!球際で負けない姿勢が良かった」
「松崎選手のクロスが効いてたね、オウンも実質アシスト!」
「1-0を守り切ったのは本当にチームの成長を感じる」

🗣💚 東京ヴェルディサポーター
「負けたけど内容は悪くない、決めきるだけだった」
「染野選手、惜しいシーン多かった!次こそゴールを」
「松橋選手のシュート、あれ入ってたら流れ変わってたな」
「後半は押してた、梅田選手が当たりすぎ」
「悔しいけど、これで残留確定。最後まで攻めの姿勢が素晴らしい」

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この記事を書いた人

サッカー、主にJリーグをこよなく愛する1人。

お気に入り(鹿島アントラーズ)をメインに、他のチームの試合もすべて視聴。

世界に誇れる日本のJリーグ。その試合状況と私の感想をブログとして残そうと思ったのが、このブログです。

個人的な感想なので、大目に見てください(^^)

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