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2025年 第34節 湘南vs京都

試合分析・戦評

約5ヵ月ぶりの勝利を目指した湘南ベルマーレは、上位を狙う京都サンガF.C.をホームに迎えた。試合は開始直後から湘南がアグレッシブな入りを見せ、中野伸哉選手や小田裕太郎選手を中心に果敢な攻撃を展開。特に前線からのプレスが機能し、京都のビルドアップに制限をかける場面が目立った。

試合が動いたのは前半29分。中野選手が高い位置でボールを奪取すると、素早く鈴木章斗選手へパス。鈴木選手は冷静に流し込み、湘南が待望の先制点を挙げた。攻守の切り替えの速さ、そして前線からの連動した守備が生んだ見事なゴールだった。

しかし、湘南はその直後に痛恨のPKを与える展開に。キッカー原大智選手のシュートは、GK真田幸太選手が完璧な反応でセーブ。スタジアムに大歓声が響き渡り、チームに再び勢いが戻った。さらに前半終了間際には、京都の鈴木義宜選手が退場となり、数的優位に立つことに成功する。

後半に入ると、数的有利の湘南がボールを支配しながら追加点を狙うが、京都の守備ブロックは集中を切らさず。池田昌生選手の決定機など惜しい場面もあったが、GK太田岳志選手の好守に阻まれた。対する京都は途中出場の山田楓喜選手や奥川雅也選手らが攻撃のリズムを作り、終盤にかけて勢いを取り戻す。

そして試合終了間際、京都は右サイドの山田選手のクロスに須貝英大選手が頭で合わせて同点弾。粘り強い戦いぶりで勝点1をもぎ取り、1-1の引き分けに終わった。
湘南にとっては勝利まであと一歩だったが、課題である試合終盤の守備集中力が再び露呈する結果となった。一方の京都は、苦しい展開の中でもチーム全体の粘り強さと勝負強さを見せ、首位戦線への望みをつないだ。

これからに向けて

💚 湘南は勝ち切れなかったものの、内容面では光明が多い試合となった。まず評価すべきは、前線からの積極的なプレスと守備意識の高さ。中野伸哉選手や鈴木雄斗選手、奥野耕平選手らが前線でのハードワークを惜しまず、チーム全体で攻守に連動した動きを見せた点は大きな収穫だ。さらに、GK真田幸太選手のPKセーブはチームの士気を大きく高めた。彼の成長は湘南の守備安定化に直結している。攻撃では若手とベテランが融合しつつあり、今後の残留争いにおいても希望が見える内容だった。最後まで体を張った姿勢は、サポーターに確かな感動を与えたはずだ。

💜 京都はアウェーでの苦しい展開にもかかわらず、最後まで諦めないメンタリティを示した。退場者を出しながらも、後半に入ってからのシステム修正と交代カードの切り方が的確で、曺貴裁監督の采配が光った試合でもあった。特に、終盤に投入された山田楓喜選手と須貝英大選手の連携は見事で、勝負強さを印象づけた。守備面では太田岳志選手の安定したセービングが光り、チームを救う場面も多かった。首位争いを続ける中で、勝点1を拾えたこの試合は、タイトルを狙う上で非常に価値ある結果と言えるだろう。粘り強い京都の姿勢は、今後の終盤戦での勝負に大きな弾みを与えるに違いない。

SNSの反応

🗣 湘南ベルマーレサポーター
「真田選手のPKストップ、鳥肌立った!あれで試合が引き締まった」
「勝てた試合だったけど、チームとしての連動は久々に良かった」
「中野選手が攻守で効いてた。彼の存在感は大きい」
「最後の失点は悔しいけど、気持ちのこもった戦いに拍手」
「次こそ勝ち切って、残留への希望をつなげよう!」

🗣 京都サンガF.C.サポーター
「須貝選手の執念ゴール!最後まで諦めない姿勢に感動」
「太田選手のセーブがなかったら崩壊してた。頼れる守護神!」
「山田選手のクロス精度が本当に素晴らしい」
「苦しい試合でも勝点を取れるのが今の京都の強さ」
「まだまだ首位を追える。この粘りが優勝争いの鍵!」

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この記事を書いた人

サッカー、主にJリーグをこよなく愛する1人。

お気に入り(鹿島アントラーズ)をメインに、他のチームの試合もすべて視聴。

世界に誇れる日本のJリーグ。その試合状況と私の感想をブログとして残そうと思ったのが、このブログです。

個人的な感想なので、大目に見てください(^^)

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