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2025年 第34節 川崎Fvs清水

試合分析・戦評

Uvanceとどろきスタジアムで行われた一戦は、川崎フロンターレが5-3で清水エスパルスを下す乱打戦となった。前半からホームの川崎Fが圧倒的な攻勢を見せ、脇坂泰斗選手、佐々木旭選手、伊藤達哉選手、エリソン選手と次々に得点を重ね、わずか37分までに4-0と大きくリード。川崎らしいテンポの速いショートパスと流動的なポジショニングが清水守備陣を翻弄した。特に伊藤選手の仕掛けと脇坂選手のパスワークは抜群で、攻撃の起点として機能した。

しかし、前半終盤に乾貴士選手のクロスから小塚和季選手が1点を返すと、後半は流れが一変。清水はハーフタイムで北川航也選手、カピシャーバ選手、松崎快選手を投入し、3バックから4バックに変更して攻撃の圧力を強化。46分には北川選手の冷静なシュートで2点差に詰め寄り、その後もPKを得るなど攻撃的に試合を進めた。だが、北川選手のPK失敗が響き、主導権を完全には握れなかった。

一方の川崎Fは、後半やや守備面で不安を見せたものの、69分に河原創選手が自らのドリブルで仕留める追加点を決め、勝負を決定づけた。終盤には再びPKを献上し北川選手に決められたが、最終的には5-3で逃げ切り。試合を通してシュート数18対17、ゴール期待値でも1.71対2.98と拮抗しており、スコア以上に紙一重の展開だった。

川崎Fは攻撃陣の連携が光った一方で、守備の緩さとセットプレー対応に課題を残した。清水は敗れたものの、後半の勢いは素晴らしく、攻撃陣の交代カードが的確に機能。来季に向けた希望を感じさせる内容だった。

これからに向けて

🔵 川崎Fは久々のホーム勝利を手にし、攻撃面ではチームのアイデンティティを取り戻した印象だ。脇坂選手を中心に、中盤のリズム構築とスピード感ある展開は他クラブにない強み。特に伊藤達哉選手のドリブル突破とマルシーニョ選手の仕掛けは、相手守備を引き裂く破壊力を見せた。また、若手の河原創選手が試合を締めくくる得点を挙げたことも大きな収穫。世代交代を進めながらも、経験豊富な小林悠選手らが精神的支柱として支える姿も印象的だった。

守備面では課題を残したが、これはチームの成長過程の一部と捉えられる。試合終盤の集中力を維持できれば、来季に向けて上位進出も十分狙える。次節以降は、リード時のゲームコントロールと守備の連動性を高めることが鍵となるだろう。

🟠 清水は敗戦こそ喫したが、後半の戦いぶりは賞賛に値する。北川航也選手、松崎快選手、カピシャーバ選手ら攻撃陣が見せた連携は非常にスムーズで、守備陣を押し下げる推進力を示した。特に松崎選手の投入以降、パスのテンポが上がり、川崎守備を崩す場面が増加。PKを2度獲得するなど、圧倒的な攻撃意識で会場を沸かせた。

乾貴士選手の的確な配球や山原怜音選手のクロス精度など、ベテランと若手の融合も進んでいる。失点が多かったものの、攻撃面では明確な成長が見られ、戦術的な柔軟性も評価できる。今後は守備の安定と試合の入り方を改善できれば、チームとしての完成度はさらに高まるだろう。内容的には光明が多く、次節への希望をつなぐ試合となった。

SNSの反応

川崎フロンターレサポーター
「ようやく川崎らしい攻撃サッカーが戻ってきた!」
「伊藤選手の勢いが止まらない、毎試合ワクワクする」
「5点取っても安心できない守備は課題だな…」
「河原選手のゴールは将来の希望。若手が伸びてる」
「ホームで久々の勝利、この勢いで上位狙おう!」

清水エスパルスサポーター
「負けたけど後半の攻撃は最高に面白かった!」
「北川選手のゴールでチームに流れが戻った」
「守備がもったいない、でも内容は悪くなかった」
「松崎選手の投入から一気に変わった、来季が楽しみ」
「3点取っても勝てないのは課題、でも攻撃面はポジティブ」

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この記事を書いた人

サッカー、主にJリーグをこよなく愛する1人。

お気に入り(鹿島アントラーズ)をメインに、他のチームの試合もすべて視聴。

世界に誇れる日本のJリーグ。その試合状況と私の感想をブログとして残そうと思ったのが、このブログです。

個人的な感想なので、大目に見てください(^^)

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