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2025年 第33節 柏vs横浜FM

試合分析・戦評

柏レイソルが、優勝戦線で踏みとどまる価値ある勝利を手にした。序盤から高い位置でボールを奪い、テンポよくサイドを起点に攻撃を展開。特に小屋松選手とジエゴ選手の両ウイングバックが果敢に仕掛け、横浜F・マリノスの最終ラインを押し下げた。
前半はポゼッション率65%と完全に主導権を握り、41分には右CKから仲間選手のヘディングシュートに小泉佳穂選手が反応。コースを変えたボールがネットに吸い込まれ、柏が先制に成功した。

一方の横浜FMは、21分に谷村海那選手のゴールがVARで取り消されるなど、運にも見放された印象。中盤の喜田選手を中心にボールを動かすも、柏の中盤ブロックが非常にコンパクトで、縦パスを通すことができなかった。
後半に入ると横浜FMは井上健太選手や宮市亮選手を投入し、サイドからの突破で反撃を試みる。特に植中朝日選手のヘディングや谷村選手のシュートなど、終盤には何度も決定機を作り出したが、柏GK小島選手の好守に阻まれた。

柏は守備陣が集中を切らさず、最後まで冷静な試合運びを披露。後半アディショナルタイムには途中出場の細谷真大選手がカウンターを牽引し、追加点のチャンスも演出した。最終的に1-0で逃げ切り、ホームで5試合ぶりの白星を飾った。
試合全体のシュート数は柏9本、横浜FM8本。ゴール期待値は柏1.34、横浜FM0.61と数字上も柏の効率が際立つ内容だった。連続ドローを脱した柏は、攻守のバランスが整い、チーム全体の一体感が戻った印象だ。

これからに向けて

柏はついに連続ドローを断ち切り、ホームで勝ち点3をつかんだ。この試合では、前線からのプレスと中盤の切り替えが非常にスムーズで、チームとしての完成度が高まっていることを示した。特に小屋松選手と仲間選手の連携は、相手の守備を崩す大きな武器になっており、ジエゴ選手のサイド突破も攻撃のアクセントとなった。
また、守備面では小島選手の安定したセービングが際立ち、最終ラインの小泉選手やジエゴ選手のカバーリングも光った。
優勝争いの中でこうした堅実な勝利はチームの自信につながる。残り試合でも「勝ち切る力」を発揮できれば、上位フィニッシュは十分に射程圏内だ。攻撃陣の連携を維持しつつ、終盤戦での勢いを持続させたい。

横浜FMは敗戦こそ喫したものの、若手を積極的に起用しながらも内容のある試合を展開した。特に関富貫太選手や谷村海那選手など、将来性豊かな選手たちが堂々とプレーしたことは大きな収穫。
後半は宮市亮選手や井上健太選手の投入で流れをつかみ、柏を押し込む時間帯も多かった。ビルドアップの精度やセットプレーの工夫など、課題は明確だが、修正可能な範囲にある。
また、喜田拓也選手を中心にした中盤の構成力は依然として高く、試合の支配力を取り戻すポテンシャルを感じさせた。残りの試合では、若手とベテランが融合した攻撃的なサッカーで再浮上を狙いたい。粘り強く戦う姿勢を続ければ、必ず上向きの結果がついてくるはずだ。

SNSの反応

💬 柏レイソルサポーター
「久々の勝利!この粘りが柏らしい!」
「小島選手、今日も神セーブ連発!」
「小屋松選手のキレが戻ってきた!攻撃の起点に」
「守備が本当に安定してきた。連勝へつなげよう!」
「最後まで走り切った選手たちに拍手👏」

💬 横浜F・マリノスサポーター
「惜しい試合…。VARの判定が悔しい」
「谷村選手、どんどん良くなってる!」
「関富選手のクロス精度、もっと見たい」
「宮市選手のスピードが効いてた。次は結果を!」
「敗戦でも希望はある。若手が躍動してきた!」

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この記事を書いた人

サッカー、主にJリーグをこよなく愛する1人。

お気に入り(鹿島アントラーズ)をメインに、他のチームの試合もすべて視聴。

世界に誇れる日本のJリーグ。その試合状況と私の感想をブログとして残そうと思ったのが、このブログです。

個人的な感想なので、大目に見てください(^^)

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