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2025年 第3節 湘南vs浦和

試合前展望

2025年2月26日、レモンガススタジアム平塚で行われるJ1第3節「湘南ベルマーレ vs 浦和レッズ」。浦和は過去の対戦成績で大きく勝ち越しており、実力的にはやや優勢と見られる。

一方、湘南は開幕から好調で、持ち前のアグレッシブなプレスとハードワークで上位陣を脅かす存在だ。湘南は3-1-4-2、浦和は4-2-3-1と予想され、前線の流動性とサイド攻撃が鍵になるだろう。浦和の新戦力であるSグスタフソン選手がどのようにフィットするかも注目だ。

前半

試合は浦和ボールでキックオフ。序盤から湘南が積極的に仕掛け、ポゼッションでも優位に立つ展開となった。前半15分時点で湘南のポゼッションは66%、浦和は34%と、湘南の攻勢が目立った。湘南は右サイドからのクロスを繰り返し、鈴木章選手や小野瀬選手が積極的に仕掛けた。

浦和は序盤、攻撃の形を作るのに苦戦。Mサヴィオ選手が左サイドでドリブルを試みるも、湘南の守備に阻まれるシーンが続いた。シュート数も前半20分時点で湘南3本に対し、浦和は0本と攻撃の迫力を欠いた。

前半26分、湘南が先制点を奪う。畑選手のパスがペナルティエリア内の平岡選手につながり、左サイドからの小野瀬選手のクロスに福田選手が反応。ペナルティエリア中央から左足でゴール下に沈め、湘南が1-0とリードを奪った。このプレーはVARチェックが入ったものの、ゴールは認められた。

その後も湘南は積極的に攻め込み、前半終了時点でシュート数は湘南14本、浦和2本と一方的な展開に。ポゼッションも湘南が60%、浦和が40%と湘南ペースで試合が進んだ。浦和はMホイブラーテン選手のヘディングシュートが唯一の枠内シュートとなり、攻撃面での改善が必要なまま前半を終えた。

後半

後半開始と同時に両チームが交代カードを切る。湘南は福田選手に代えてルキアン選手を投入。浦和はSグスタフソン選手に代えて原口選手を投入し、攻撃の活性化を図った。

後半開始直後の4分、湘南が追加点を奪う。右CKから小野瀬選手が正確なクロスを供給し、鈴木章選手がペナルティエリア中央からヘディングシュートを決め、2-0とリードを広げた。浦和にとっては痛い失点となった。

浦和は後半15分頃からボールを持つ時間が増え、関根選手やMサヴィオ選手が右サイドから突破を図る。後半17分、関根選手のスルーパスが松本選手につながり、最後はチアゴサンタナ選手が冷静に決め、2-1と1点差に詰め寄った。浦和にとってはこのゴールが反撃の狼煙となるはずだった。

その後、湘南は選手交代で田村選手や高橋選手を投入し、試合を締めにかかる。浦和も金子選手や松尾選手を投入し、終盤にかけて攻勢を強めたが、湘南の堅守を崩せず。浦和は後半43分に原口選手がペナルティエリア中央からシュートを放つも、ゴールの上に外れるなど、決定機を活かせなかった。

試合はそのまま終了し、湘南が2-1で勝利。シュート数は湘南16本、浦和8本と湘南が試合を通じて主導権を握った。

総括

この試合は湘南の組織的なプレッシングと素早い攻撃が際立った。前半から積極的に攻め込み、浦和に決定機をほとんど与えなかった。湘南の3-1-4-2の布陣はコンパクトな守備ブロックを形成し、浦和の攻撃を寸断。攻撃面でもサイドからのクロスを活かした攻撃が効果的だった。

一方、浦和は前半に攻撃の形を作るのに苦しみ、後半の選手交代でようやくペースを掴んだ。特に原口選手の投入後、攻撃が活性化し、チアゴサンタナ選手の得点につながった。しかし、全体的には湘南の守備を崩すには至らず、試合を通じて主導権を握られる形となった。

今後

湘南はこの試合で攻守にわたる連携の良さを見せた。特に小野瀬選手のセットプレーの精度、畑選手のサイドでの突破力は大きな武器となる。守備面でも、相手の攻撃をしっかりブロックし、最後まで集中を切らさなかった点は評価に値する。

浦和は後半の攻撃では光明も見えた。原口選手の投入後に攻撃のテンポが上がり、チアゴサンタナ選手の得点につながった点はポジティブな要素。守備面の修正が求められるが、攻撃の連携を高めることでさらなる得点力向上が期待できる。

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この記事を書いた人

サッカー、主にJリーグをこよなく愛する1人。

お気に入り(鹿島アントラーズ)をメインに、他のチームの試合もすべて視聴。

世界に誇れる日本のJリーグ。その試合状況と私の感想をブログとして残そうと思ったのが、このブログです。

個人的な感想なので、大目に見てください(^^)

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