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2025年 第28節 湘南vsG大阪

試合分析・戦評

J1第28節、レモンガススタジアム平塚で行われた湘南ベルマーレ対ガンバ大阪の一戦は、まさにジェットコースターのような激闘となった。湘南は序盤から新戦力の二田選手が積極的な飛び出しを見せ、13分に加入後初ゴールを決めて先制。その後も37分には平岡選手が押し込み2点目を奪取し、流れを完全に掌握したかに見えた。しかし、40分にセットプレーから福岡選手にヘディングを許し1点を返されると、前半終了間際には舘選手が決定機阻止で退場。数的不利の中でも小田選手の豪快なミドルで3-1と突き放したが、退場者の影響は後半に顕著に表れた。

数的優位となったガンバ大阪は、後半開始から猛攻を仕掛ける。49分に美藤選手、53分に中谷選手の得点で一気に同点に追いつくと、攻撃の主導権を完全に掌握。宇佐美選手、ファン アラーノ選手らが攻撃を牽引し、シュート数では最終的に23本と湘南を圧倒した。終盤にはファン アラーノ選手が逆転弾を沈め、さらに山下選手のゴールで突き放す展開に。湘南も大岩選手のヘディングで1点差に迫る意地を見せたが、試合は4-5でタイムアップを迎えた。

データ面でもゴール期待値は湘南0.98に対し、ガンバ大阪は3.49と圧倒的。数的不利と守備の綻びを突かれた湘南は悔しい敗戦となったが、攻撃面では新戦力が輝きを放った。一方のガンバ大阪は守備面の課題を抱えつつも、攻撃力の高さと選手層の厚さを示し、連勝に成功した。

これからに向けて

湘南にとってこの試合は敗戦となったが、光明も多く見られた。まずは二田選手が移籍後初ゴールを挙げ、攻撃陣に新たなオプションが加わった点は大きい。また、小田選手や石橋選手が積極的に仕掛け、数的不利でも怯まず攻める姿勢を見せたことはサポーターに勇気を与えただろう。大岩選手の終盤のヘディング弾も、最後まで諦めないチームの姿勢を象徴している。残留争いの中で結果が欲しいのは確かだが、この日の攻撃面の成果と若手の台頭は今後の大きな希望になるはずだ。課題は守備面と不用意な退場だが、修正できれば勝点を積み上げるチャンスは残されている。

ガンバ大阪にとっては、逆転勝利で勢いをさらに強めた試合となった。前半はミスからリードを許したが、数的優位を確実に得点につなげた点は評価できる。美藤選手や中谷選手といった普段は得点に絡む機会が少ない選手がゴールを挙げたのもチームにとって大きな収穫だ。ファン アラーノ選手は攻撃の起点として存在感を放ち、宇佐美選手やイッサム ジェバリ選手の投入で攻撃の厚みも増した。守備面では課題を残したが、それを補って余りある攻撃力を見せたことで、自信を深めたはずだ。上位進出へ弾みをつける一戦となり、次節以降も攻撃陣の爆発に期待が高まる。

SNSの反応

湘南ベルマーレサポーター
「二田選手のゴールに感動!未来を感じた」
「小田選手のシュートは鳥肌もの。あれが勝ち点につながらなかったのは悔しい」
「退場さえなければ結果は違ったはず」
「最後まで攻める姿勢は誇らしい。残留へまだ信じてる」
「大岩選手のゴールで泣きそうになった。チームの意地を見た」

ガンバ大阪サポーター
「まさかの大逆転!こんな試合は久しぶりに見た」
「ファン アラーノ選手が本当に頼もしい存在になってきた」
「攻撃力は凄まじいけど、守備は課題だね」
「美藤選手や中谷選手のゴールに痺れた」
「アウェイでの大応援団に勝利を届けられて最高!」

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この記事を書いた人

サッカー、主にJリーグをこよなく愛する1人。

お気に入り(鹿島アントラーズ)をメインに、他のチームの試合もすべて視聴。

世界に誇れる日本のJリーグ。その試合状況と私の感想をブログとして残そうと思ったのが、このブログです。

個人的な感想なので、大目に見てください(^^)

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