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2025年 第24節 FC東京vs浦和

試合分析・戦評

7月19日(土)、味の素スタジアムで行われたJ1第24節、FC東京 vs 浦和レッズの一戦は、劇的な逆転劇となった。

試合は開始早々、FC東京がペースを握る。6分、長友佑都選手の正確なクロスに遠藤渓太選手が頭で合わせて先制。この早い時間のゴールで東京は勢いを得たかに見えたが、浦和の反撃はすぐに始まる。15分には安居海渡選手の見事なミドルシュートで同点。さらに20分には渡邊凌磨選手が抜け出して逆転ゴールを決め、前半のうちにスコアをひっくり返した。

FC東京はその後も攻撃的に仕掛けるも、チャンスを決め切れず苦しい展開。VARでの幻のゴールもあり、前半は1-2で折り返す。

後半に入ると、東京がさらにギアを上げて猛攻。67分にはマルセロヒアン選手が反転から同点ゴールを叩き込み、試合は振り出しに戻る。そして迎えた88分、安斎颯馬選手のCKからこぼれたボールに野澤零温選手が反応。最終的にそれを仲川輝人選手が押し込み、ついに逆転に成功。

終盤は浦和が猛攻を仕掛けるも、FC東京は体を張って守り抜き、3-2での劇的勝利を収めた。シュート数はFC東京19本、浦和11本と、数字からも東京の攻勢が伺える。ゴール期待値(xG)もFC東京2.29、浦和1.13と、内容面でもホームチームが上回っていた。

これからに向けて

FC東京はこの試合で逆転勝利を収め、苦しい展開の中でも粘り強さと勝負強さを示した。特筆すべきは、交代選手の活躍である。安斎選手・野澤選手・仲川選手といった途中出場メンバーが得点に絡み、チームの層の厚さとベンチワークの的確さを証明した。また、長友佑都選手の両ゴールに関与するアシストや高い運動量は、ベテランとしての存在感を放った。今後もこのような複数の選手が得点に絡める流動性は、上位進出に向けて大きな武器となるだろう。

浦和レッズは、試合の中で主導権を奪い、見事な逆転劇を前半に披露した。特に、安居海渡選手と渡邊凌磨選手による連続ゴールは、コンビネーションと個の能力の高さが光った。また、久々のリーグ戦再開で小森飛絢選手が加入後初出場を果たすなど、戦力の幅も見せた。最終盤に決勝点を許してしまったものの、チームとしての完成度は高く、今後の巻き返しは十分可能である。特にチアゴサンタナ選手や松尾佑介選手ら攻撃陣の調子が上がってくれば、再び上位争いに食い込むはずだ。

SNSの反応

◆FC東京サポーターの声
「マルセロヒアン選手、今日はエースの仕事したな!あのゴールは鳥肌」
「安斎選手からの流れ完璧だった!途中出場組が躍動したの嬉しい」
「VARで取り消された時はマジで落ちたけど、最後の仲川選手のゴールで全部吹っ飛んだ!」
「長友選手、まだまだ走れるしクロスもキレキレ。ベテランの底力!」
「久々の逆転勝利で味スタが一体になった感じ。最高の夜!」

◆浦和レッズサポーターの声
「渡邊選手、あの抜け出しはさすがだった。文句なしのゴール」
「安居選手のミドル、芸術だった!もっと彼を信じて使ってほしい」
「前半は良かっただけに、後半の失速が悔やまれる…」
「CK対応が甘かったのが失点につながった。ここは改善したい」
「小森選手の初出場は今後に期待。もっと見たい!」

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この記事を書いた人

サッカー、主にJリーグをこよなく愛する1人。

お気に入り(鹿島アントラーズ)をメインに、他のチームの試合もすべて視聴。

世界に誇れる日本のJリーグ。その試合状況と私の感想をブログとして残そうと思ったのが、このブログです。

個人的な感想なので、大目に見てください(^^)

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