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2025年 第24節 鹿島vs柏

試合分析・戦評

J1第24節、メルカリスタジアムで行われた注目の上位対決「鹿島アントラーズ vs 柏レイソル」は、劇的な幕切れとなった一戦となった。

試合は序盤から激しく動いた。鹿島アントラーズは前半5分、レオ セアラ選手の鮮烈なロングシュートで先制。相手のビルドアップに素早くプレッシャーをかけ、ショートカウンターから得点を奪うという理想的な形だった。その後はボール保持率で劣勢となるが、セットプレーから植田直通選手がヘディングで追加点を挙げ、試合の主導権を握ったかに見えた。

だが柏レイソルもすぐさま反撃に出る。久保藤次郎選手の突破からチャンスを演出し、こぼれ球に反応した小屋松知哉選手がゴールを決めて1点差に。柏はそのまま勢いを保ち、後半に入ってもボールを握り続け、13本ものシュートを浴びせる圧巻の攻撃を見せた。

76分には交代出場の瀬川祐輔選手が華麗なトラップから同点ゴール。さらにPK獲得で逆転のチャンスを得るも、小屋松知哉選手のシュートは枠の上へ。終盤にも中川敦瑛選手や三丸拡選手に決定機があったが決め切れず。

そして、試合はまさかの結末を迎える。後半アディショナルタイム、柏のビルドアップミスを突いた松村優太選手が冷静に決勝点を挙げ、鹿島が3-2で勝利。ポゼッションやシュート数では柏が大きく上回ったが、最後に勝利を手にしたのは、粘りと勝負強さを見せた鹿島だった。

これからに向けて

🔴鹿島アントラーズは、主導権を握られる時間帯が多かった中でも、勝負所を見逃さない勝負強さを発揮しました。守備では植田直通選手を中心に最後の局面で踏ん張り、攻撃ではレオ セアラ選手や松村優太選手といった前線の選手が少ないチャンスを確実にものにしました。特に、後半アディショナルタイムの松村選手の得点は、チーム全体の集中力と一体感の賜物といえるでしょう。終盤にかけて交代選手がしっかりと試合に入り、流れを取り戻す采配も見事でした。上位陣との直接対決で勝点3を得たことは、優勝戦線にとって極めて重要な意味を持ちます。この勝利が、今後の連勝への起爆剤となるはずです。

🟡柏レイソルは、内容面では決して負けていませんでした。パス数は鹿島の倍以上、シュート数でも17本と相手を大きく上回り、多彩な攻撃パターンと高精度のパスワークを披露しました。久保藤次郎選手や小屋松知哉選手を中心に、サイドからの仕掛けと中央の連携を繰り返し、相手守備陣を揺さぶりました。交代で入った瀬川祐輔選手の初ゴールも、戦力の厚さを証明する好材料です。惜しくもPKを外してしまったものの、それでも試合終盤まで攻め続ける姿勢は、今季の柏の攻撃的なスタイルを象徴していました。敗戦から多くのポジティブな要素を得て、次節以降への巻き返しが十分に期待できる内容でした。

SNSの反応

🦌鹿島アントラーズサポーターの声
「最後まで走り切った松村選手、最高すぎる!感動した!」
「内容は押されてたけど、これがアントラーズの勝負強さ」
「やっぱりレオ セアラ選手は違いを作れる!」
「久々の劇的勝利に涙が出た…」
「メルカリスタジアム初戦を勝利で飾れたのは大きい!」

🌟柏レイソルサポーターの声
「内容は圧勝だった…それだけに悔しい」
「瀬川選手の初ゴール、もっと見たい!」
「PK決めてたら…でも小屋松選手を責めたくない」
「久保選手のドリブル、今日もキレてた!」
「負けたけど、内容的には前向きになれる試合だった」

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この記事を書いた人

サッカー、主にJリーグをこよなく愛する1人。

お気に入り(鹿島アントラーズ)をメインに、他のチームの試合もすべて視聴。

世界に誇れる日本のJリーグ。その試合状況と私の感想をブログとして残そうと思ったのが、このブログです。

個人的な感想なので、大目に見てください(^^)

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