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2025年 第23節 神戸vs湘南

試合分析・戦評

J1第23節、ヴィッセル神戸が湘南ベルマーレをホーム・ノエビアスタジアム神戸に迎えた一戦は、終始主導権を握った神戸が4-0の快勝を収めた。

試合の主導権は序盤から神戸が握った。前半14分、佐々木大樹選手のスルーパスを起点に、鍬先祐弥選手のクロスのこぼれ球に扇原貴宏選手が反応。左足で放たれたミドルシュートがゴール左上に突き刺さり、先制に成功する。ポゼッションでも相手を上回り、シュートも数多く放ちながら前半を1-0で折り返す。

後半に入るとさらに攻勢を強めた神戸は、48分に宮代大聖選手が相手DFを巧みにかわし、左足で冷静に追加点。これで一気に流れを引き寄せると、32分にはショートカウンターから佐々木大樹選手がチーム3点目を決める。さらにアディショナルタイムには途中出場の汰木康也選手がダメ押しの4点目を挙げ、試合を締めくくった。

守備面でも安定感が際立ち、湘南に決定機をほとんど与えず。前線からのプレスと連動した守備で湘南の攻撃の芽を摘み、終始リズムを渡さなかった。これで神戸はリーグ戦2連勝、そして首位との勝点差1の2位に浮上。優勝戦線に踏みとどまる大きな勝利となった。

一方の湘南は、守備で粘りを見せたものの、高い位置でのボールロストや中盤での連係不足が響いた。ビルドアップで神戸のプレスを剥がすことができず、シュートチャンスも限られた。新加入のGKポープ ウィリアム選手や途中出場の奥埜博亮選手、石井久継選手らが奮闘するも、チーム全体の完成度に課題が残った。

これからに向けて

🔴 神戸はチーム全体の完成度の高さが際立つ試合運びを披露しました。中2日で迎えた過密日程の中でも、佐々木大樹選手、宮代大聖選手、扇原貴宏選手といった主力が攻守で高いパフォーマンスを見せ、チームの総合力の高さを証明しました。特に前線の流動性と中盤のセカンドボールへの反応が素晴らしく、ボールを持った時の落ち着きとアイデアも豊富でした。

守備では山川哲史選手や酒井高徳選手らが最後まで集中力を保ち、湘南に自由を与えませんでした。攻守の切り替えが早く、今後の上位対決においても大きな武器になるでしょう。勝利により2位へ浮上し、リーグ優勝を目指す上で勢いに乗る結果となりました。コンディションの管理と選手層の厚みが今後のカギを握りそうです。

🟢 厳しいスコアとなった湘南ですが、若手や新加入選手たちが果敢にチャレンジする姿勢を見せてくれました。特にポープ ウィリアム選手のゴール前でのセーブや、石井久継選手の左サイドでの推進力は今後の希望を感じさせるものでした。また、後半から出場した奥埜博亮選手は中盤での運動量と守備のスイッチを入れる役割を果たし、存在感を発揮していました。

攻撃面ではもう一歩精度と連動性が求められますが、コンビネーションの精度が上がれば十分に反撃の糸口をつかめるでしょう。新加入の選手たちがフィットすれば、チームの雰囲気も変わるはず。残留争いを脱するためにも、ポジティブな要素を拾い上げながら、次節以降の巻き返しに期待したいところです。

SNSの反応

🔴 ヴィッセル神戸サポーターの声
「佐々木選手、宮代選手、汰木選手の得点シーン、どれも痺れた!」
「扇原選手のミドルやばい。今季ベストゴール候補じゃない?」
「過密日程でこのパフォーマンスは誇らしい!」
「酒井選手が攻守に躍動しててさすがキャプテン」
「この勢いで首位取り戻そう!」

🟢 湘南ベルマーレサポーターの声
「悔しいけどポープ選手のセーブは希望が持てた」
「石井選手、試合に慣れてきたら面白い存在になりそう」
「奥埜選手の動き、すごく良かった」
「まだ諦めない。ここから立て直そう」
「福田選手ラストマッチ、お疲れさまでした!」

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この記事を書いた人

サッカー、主にJリーグをこよなく愛する1人。

お気に入り(鹿島アントラーズ)をメインに、他のチームの試合もすべて視聴。

世界に誇れる日本のJリーグ。その試合状況と私の感想をブログとして残そうと思ったのが、このブログです。

個人的な感想なので、大目に見てください(^^)

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