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2025年 第22節 広島vs名古屋

試合分析・戦評

2025年6月28日、エディオンピースウイング広島で行われたJ1第22節は、ホームのサンフレッチェ広島が立ち上がりから攻勢を仕掛けた一戦だった。前半1分には中村草太選手のクロスから東俊希選手がシュートを放つなど、積極的な攻撃で名古屋ゴールに迫ったが、GKピサノ選手の好守に阻まれ得点には至らなかった。

試合が動いたのは前半21分。名古屋のマテウス カストロ選手が広島DFラインの一瞬の隙を突き、冷静な左足のシュートでゴールネットを揺らした。その後も広島は反撃を試みるが、40分にはビルドアップのミスから再びマテウス選手に得点を許し、2点のビハインドで前半を終える。

後半に入り、広島は選手交代とポジションチェンジで攻撃のギアを上げる。特に交代出場の中島洋太朗選手、前田直輝選手、菅大輝選手らが積極的に仕掛ける場面が目立った。しかし、名古屋の守備陣は野上結貴選手、三國ケネディエブス選手らを中心に集中力を保ち、決定機をことごとく阻止。

名古屋は後半55分に永井謙佑選手が決定機を迎えるもわずかにゴール左に外れ、追加点とはならず。試合終盤には広島が再び勢いを増し、90分には新井直人選手の左足ミドルが決まり1点差に迫るが、同点弾には至らず。そのままタイムアップとなり、名古屋が2-1で勝利を収めた。

広島は攻撃回数やシュート数では上回ったものの、名古屋の効果的な守備とカウンターに屈する形となり、前回対戦に続いて再び同スコアでの敗戦を喫した。両者のゴール期待値(xG)は広島0.93、名古屋1.44と、試合内容がよく表れた結果となった。

これからに向けて

敗戦とはなったが、広島は主導権を握る時間が長く、特に後半は積極的な選手交代で名古屋陣内に攻め込む場面が続いた。中村草太選手や新井直人選手のサイドからの仕掛けは鋭く、最終的にゴールに結びついた形は今後への明るい材料。さらに、交代出場した前田直輝選手や菅大輝選手も機動力とアイデアを見せ、層の厚さを証明。惜しくも逆転はならなかったが、攻撃の連携は確実に高まりつつある。守備面での修正とゴール前の決定力強化ができれば、上位進出も現実的だ。

名古屋はウェーでの勝利はチームの勢いを加速させる大きな一歩となった。マテウス カストロ選手の決定力は圧巻で、少ないチャンスを確実に得点へ結びつける勝負強さを披露。また、久々の先発出場となった野上結貴選手の守備も安定しており、DFラインの厚みを感じさせた。攻撃では山岸祐也選手や永井謙佑選手が相手DFを引き付けるなど、得点にはならずとも重要な役割を果たした。総合的に見て、チーム全体の戦術理解とコンディションは良好で、上位との競争にも十分に食い込める内容だった。

SNSの反応

サンフレッチェ広島サポーターの反応:
「新井選手のミドル、魂の一撃だった」
「今日は攻めてただけに、決定力の差が悔しい」
「ピサノ選手に阻まれた18分がターニングポイントだったかも」
「終盤の攻勢は見応えあった、次に期待」
「中村選手はもう少し冷静さがあれば…」

名古屋グランパスサポーターの反応:
「マテウス選手、また広島から2発!さすが」
「野上選手、復帰即フル稼働で頼もしい!」
「前線のプレスが効いてた!ナイスゲーム」
「アウェーで勝ち切れるのは大きい」
「集中力を切らさず、守備陣よく耐えた!」

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この記事を書いた人

サッカー、主にJリーグをこよなく愛する1人。

お気に入り(鹿島アントラーズ)をメインに、他のチームの試合もすべて視聴。

世界に誇れる日本のJリーグ。その試合状況と私の感想をブログとして残そうと思ったのが、このブログです。

個人的な感想なので、大目に見てください(^^)

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