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2025年 第21節 浦和vs湘南

試合分析・戦評

真夏の埼玉スタジアムで行われた唯一のJ1開催カード。8位の浦和レッズと、残留を争う湘南ベルマーレが激突した。試合は序盤から両チームがテンポの良い攻防を繰り広げ、2分には湘南の奥野選手がいきなりゴールを脅かすシーンを見せるも、西川選手の好セーブで難を逃れる。一方、浦和もフリーキックやサイドからの仕掛けで主導権を握り始める。

均衡を破ったのは33分、渡邊選手の左CKにマリウス・ホイブラーテン選手がヘディングで合わせ、浦和が先制。続く前半終了間際にも、荻原選手のCKを小森選手が頭で決め、2-0とリードを広げて折り返す。後半に入っても浦和はアグレッシブな姿勢を維持。26分には途中出場の松本選手のクロスに関根選手が飛び込み、勝利を決定づける3点目を奪取。

反撃に出た湘南も太田選手の得点で一矢報いるが、終了間際にはチアゴ・サンタナ選手がダメ押しの4点目を沈め、最終スコアは4-1。セットプレーから2得点を挙げた浦和は、交代選手を含めた全員が躍動。攻守において完成度の高いパフォーマンスで、公式戦5試合ぶりの白星を手にした。

一方の湘南も、枠に嫌われるシュートや後半の追い上げなど、攻撃の意志を最後まで見せ続けた。スタッツ上でもシュート数・ゴール期待値共に浦和を上回る時間帯があり、内容自体は悲観すべきものではなかった。

これからに向けて

公式戦5試合ぶりの勝利を、セットプレーと交代選手の活躍で掴んだ浦和レッズ。守備面では西川選手の安定した対応や、Mホイブラーテン選手の統率で相手の決定機を最小限に抑えた。攻撃では左右サイドの荻原選手・金子選手の推進力と、クロスへの飛び込みが光った。交代策も的中し、松本選手や関根選手、チアゴ・サンタナ選手といった途中投入組が結果を残したことは、チームにとって非常に大きな収穫。今後もクラブW杯を見据えた中で、連戦の中でも戦力の層と選手のコンディションをうまく活かすことができれば、上位進出も十分に狙える体制だ。

湘南ベルマーレにとっては苦しいスコアとなったが、内容には光明があった。前半から積極的に背後を狙い、奥野選手や小野瀬選手が浦和守備陣の隙を突く動きを見せた。特に後半は途中出場のルイス・フェリッピ選手や石橋選手がアクセントとなり、太田選手の得点に繋がった。チーム全体の走力と切り替えの早さは健在で、ラストパスやフィニッシュの精度が改善されれば得点機会は増えるはず。残留争いの中で重要なのは、得点への再現性とメンタルのタフさ。この試合の後半に見せたような連動性と勢いを持ち込めば、まだまだ巻き返しは十分に可能だ。

SNSの反応

浦和レッズ サポーターの反応
「ホイブラーテン選手のヘッド完璧すぎて惚れた」
「交代策が全部当たってる!関根選手とチアゴ選手ナイスゴール!」
「小森選手、ついに初ゴールおめでとう!感動した」
「セットプレーで2点って理想的。荻原選手のCK精度も素晴らしい」
「今日は全員で掴んだ勝利。内容もスコアも完璧」

湘南ベルマーレ サポーターの反応
「シュート数では互角以上。あとは決めるだけ…!」
「太田選手のゴールは気持ちのこもった一撃だった」
「途中出場のフェリッピ選手、もっと見たい」
「今日は失点がすべてセットプレー絡みだったのが悔しい」
「最後まで諦めずに攻めた姿勢は次につながる」

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この記事を書いた人

サッカー、主にJリーグをこよなく愛する1人。

お気に入り(鹿島アントラーズ)をメインに、他のチームの試合もすべて視聴。

世界に誇れる日本のJリーグ。その試合状況と私の感想をブログとして残そうと思ったのが、このブログです。

個人的な感想なので、大目に見てください(^^)

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