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2025年 第20節 岡山vs福岡

試合分析・戦評

JFE晴れの国スタジアムで行われた一戦は、岡山がホームに福岡を迎え、0-1で敗れる結果となった。試合開始直後から福岡が積極的に主導権を握り、前半はシュート数10本と岡山を大きく上回る展開となった。特に藤本選手、紺野選手、北島選手らが左右両サイドからクロスを多用し、ウェリントン選手を中心とした空中戦で岡山ゴールを脅かした。

一方の岡山は守備に追われる時間が長く、なかなかボールを前に運べずに苦しむ展開が続いた。前半22分に江坂選手のヘディングシュートで唯一のビッグチャンスを迎えるも、福岡GK小畑選手の好セーブに阻まれ、得点には至らなかった。

後半に入っても福岡の攻勢は続き、24分に均衡が崩れる。紺野選手のスルーパスを受けた岩崎選手のクロスに安藤選手が反応し、ゴール下へ冷静にシュート。福岡が待望の先制点を挙げた。このゴールが決勝点となる。

岡山は選手交代で攻撃のリズムを変えようと試み、ルカオ選手やウェリックポポ選手を投入するが、終始福岡の守備ブロックを崩せず、枠内シュートはわずか1本。ゴール期待値(xG)でも福岡1.63に対し、岡山は0.90と差がつき、内容面でも押し込まれた印象が強い。

福岡にとっては実に10試合ぶりの勝利。途中出場の岩崎選手が攻撃にアクセントを加え、選手交代策が功を奏した。これまで得点力不足に苦しんできた中で、非常に価値ある1勝となった。

これからに向けて

ファジアーノ岡山は敗戦こそ喫したものの、守備陣の集中力は保たれており、特にGK Sブローダーセン選手のセービングは何度もチームを救った。江坂選手やルカオ選手らの個人技を活かした攻撃には可能性があり、あと一歩の連携とフィニッシュ精度が課題といえる。得点こそ奪えなかったが、後半はポゼッションも徐々に盛り返し、次節への修正は可能なレベル。今後はサイド攻撃の精度向上とセカンドボールへの反応を改善すれば、勝利も見えてくるはずだ。

アビスパ福岡はようやく訪れたリーグ戦10試合ぶりの勝利。チーム全体でハードワークを徹底し、紺野選手、岩崎選手、安藤選手の流れるような連携からの得点は今後の好材料となる。守備面でも小畑選手の安定した対応や、終盤までの集中力が際立っていた。選手交代で流れを変えることに成功し、ベンチメンバーの活躍も大きな収穫。これを機にチーム全体の士気が高まり、反攻のきっかけとなるだろう。

SNSの反応

ファジアーノ岡山サポーター
「江坂選手の仕掛け、あと一歩だった…次に期待」
「シュート精度、もう少し上げてくれー!」
「守備は頑張ってたけど、攻撃が単調だったかも」
「ルカオ選手、もう少し見たかった」
「勝てる試合だったような…悔しい!」

アビスパ福岡サポーター
「10試合ぶりの勝利!感動した!」
「紺野選手、キレキレだったな」
「岩崎選手のクロス最高!ナイスアシスト!」
「小畑選手のセーブが神がかってた」
「ようやく光が見えた!この調子で上向いて!」

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この記事を書いた人

サッカー、主にJリーグをこよなく愛する1人。

お気に入り(鹿島アントラーズ)をメインに、他のチームの試合もすべて視聴。

世界に誇れる日本のJリーグ。その試合状況と私の感想をブログとして残そうと思ったのが、このブログです。

個人的な感想なので、大目に見てください(^^)

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