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2025年 第2節 柏vs川崎F

試合前展望

2025年2月22日に行われるJ1リーグ第2節、柏レイソル vs 川崎フロンターレの一戦は、柏のホームである三協フロンテア柏スタジアムで開催される。過去の対戦成績では川崎Fがやや優勢だが、柏もホームの利を活かした戦いを展開することが期待される。

柏は3-4-2-1、川崎Fは4-2-3-1のフォーメーションを予想。柏は細谷選手の決定力、川崎Fは脇坂選手の創造性が鍵を握る。序盤の主導権争いが試合の流れを決定づけるポイントとなるだろう。

前半

試合は川崎Fボールでキックオフ。序盤は柏がややポゼッションで優位に立ち、前半15分時点で柏58%、川崎F42%という支配率となった。しかし、決定機はなかなか生まれず、両チームともに慎重な立ち上がりを見せた。

前半5分、川崎Fの脇坂選手がペナルティエリア手前から左足でシュートを放つも、柏の小島選手がしっかりとセーブ。柏はその後、左サイドから渡井選手のクロスや、細谷選手のペナルティエリア手前からのシュートなどで攻撃を試みるも、決定的なチャンスにはつながらなかった。

前半20分時点でのシュート数は柏3本、川崎F1本。ゴール期待値(xG)は柏0.14、川崎F0.08と低調な数値で、両チームともにフィニッシュの精度を欠いていた。

その後、前半30分には柏が右CKを獲得し、原川選手が蹴り込んだボールに小屋松選手が反応。しかし、シュートはポストに弾かれ、惜しくも得点には至らなかった。一方の川崎Fも前半32分にCKからマルシーニョ選手がヘディングシュートを放つが、柏の原田選手がブロック。

前半終盤も柏は小泉選手が積極的にドリブル突破を試み、ペナルティエリア手前でファウルを受けてFKを獲得。キッカーの原川選手が狙うも、得点にはつながらず。前半は0-0で終了し、柏がやや押し気味ながらも、川崎Fの守備が機能した印象のままハーフタイムを迎えた。

後半

後半3分、柏の小屋松選手が右サイドからドリブルで進入し、シュートを放つもゴール左に外れる。しかし、先制点を奪ったのは川崎Fだった。後半5分、マルシーニョ選手のパスを受けた三浦選手がクロスを供給し、脇坂選手がヘディングでゴールネットを揺らした。

柏はすぐに反撃を試み、後半8分に細谷選手とジエゴ選手を下げ、垣田選手と久保選手を投入。この交代が功を奏し、後半12分には久保選手のクロスに小泉選手がヘディングで合わせ、見事な同点ゴールを決めた。

その後、柏はさらに攻勢を強め、ポゼッションも柏73%、川崎F27%(後半15分時点)と一方的な展開に。しかし、川崎Fも要所での守備とカウンターでチャンスを作り、後半40分には家長選手がシュートを放つも、原田選手がブロック。

試合終了間際、柏は久保選手のドリブル突破からのクロスを試みるも、相手DFに阻まれ、最後まで逆転ゴールを奪うことはできなかった。試合は1-1のドローで終了。

総括

柏は試合を通じてポゼッションで優位に立ち、特に後半は攻撃的な姿勢を見せた。しかし、決定力を欠き、数多くのシュートを放ちながらも勝ち越し点を奪えなかった点が課題として残る。一方、川崎Fはリードを奪った後にやや守備的になったものの、相手の攻撃を凌ぎつつカウンターを狙うバランスの取れた試合運びを見せた。

シュート数では柏10本、川崎F8本と拮抗し、ゴール期待値(xG)も柏0.72、川崎F0.91と大きな差はなかった。柏にとってはホームでの勝利を逃した悔しい結果となったが、交代選手が結果を出した点はポジティブな要素であり、今後の戦いに向けた収穫となるだろう。

今後

柏は試合を通じてポゼッションで優位に立ち、主導権を握る時間が長かった。特に久保選手の途中出場からの活躍は光るものがあり、今後もスタメン争いが活性化することが期待される。また、小泉選手の同点ゴールはチーム全体の連携の良さを示しており、今後の試合でも攻撃の中心となる可能性が高い。

川崎は、少ないチャンスを確実にモノにする勝負強さを見せた。特に脇坂選手のゴールは、クロスに対する良いポジショニングと冷静なフィニッシュが光った。守備陣も相手の猛攻を耐え抜き、特にファンウェルメスケルケン選手の守備対応は見事だった。今後もこの堅実な守備を継続できれば、上位争いに食い込める可能性が高い。

次節以降も両チームの戦いに注目したい。

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この記事を書いた人

サッカー、主にJリーグをこよなく愛する1人。

お気に入り(鹿島アントラーズ)をメインに、他のチームの試合もすべて視聴。

世界に誇れる日本のJリーグ。その試合状況と私の感想をブログとして残そうと思ったのが、このブログです。

個人的な感想なので、大目に見てください(^^)

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