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2025年 第2節 京都vs浦和

試合前展望

J1リーグ第2節、京都サンガF.C.対浦和レッズの一戦は、サンガスタジアム by KYOCERAで開催される。京都は4-1-2-3のフォーメーションで、中盤の厚みとサイド攻撃を活かす形。一方、浦和は4-2-3-1で、安定した守備ブロックと速攻を狙う戦術が予想される。

京都はホームでの戦いに自信を持ち、浦和は昨季の対戦成績を生かして主導権を握りたいところ。どちらが試合の流れを掴むか注目だ。

前半

試合は浦和のキックオフで始まる。序盤から京都は積極的に攻め、前半4分に早速CKを獲得。平戸選手のキックにRエリアス選手がヘディングで合わせるも、西川選手の好セーブに阻まれる。その後も京都はクロスを多用し、原選手や佐藤選手が攻撃を仕掛けるが、浦和のディフェンス陣が対応する。

浦和は序盤10分間シュートを放てず、攻撃のリズムを掴むのに苦しんだ。しかし、20分を過ぎると金子選手の突破や、Mサヴィオ選手のキープからチャンスを作る場面が見られた。京都は中盤でのポゼッションを維持しつつ、サイド攻撃を活かしながらチャンスを増やしていく。前半30分時点でポゼッションは京都が52%、浦和が48%と拮抗。

試合が動いたのは前半終盤、47分にVARによるオンフィールドレビューが行われるが、結果的に大きな変化はなくスコアレスで前半終了。京都がシュート数で5本(枠内3本)、浦和が2本(枠内0本)と京都がやや優勢だった。

後半

後半も京都が積極的に仕掛ける。開始早々、Rエリアス選手がシュートを放つも枠を捉えられず。浦和も金子選手や松本選手がサイドから攻撃を仕掛けるが、京都の守備陣がしっかり対応。後半15分、ついに試合が動く。京都の福岡選手がペナルティエリア内でボールをキープし、Rエリアス選手がヘディングでゴール右下に流し込む形で先制。

浦和はすぐさま反撃に出る。18分に松本選手を下げて原口選手を投入し、攻撃に厚みを持たせると、28分にはチアゴ・サンタナ選手がペナルティエリア手前から豪快なシュートを決め、試合を振り出しに戻した。

その後は一進一退の攻防が続く。浦和はMサヴィオ選手が攻撃の起点となり、荻原選手や松尾選手が決定機を迎えるも、京都のGK太田選手が好セーブを連発。京都も奥川選手や長沢選手がゴールに迫るが、西川選手の守備が光る。

試合は1-1のまま、白熱した展開の中で終了。両チームともシュート数は拮抗し、最後まで勝ち点3を狙う姿勢を見せた。

総括

試合は1-1の引き分けとなったが、京都はサイド攻撃とポゼッションを活かし、主導権を握る時間帯が多かった。一方の浦和は、チアゴ・サンタナ選手を中心にゴールを狙い、後半の修正力を見せた。京都はクロス精度を高めることで、さらに得点の可能性を増やせるだろう。浦和は前半の立ち上がりに苦戦したものの、後半は選手交代を活かして試合の流れを変えることに成功。特にMサヴィオ選手のボールキープと金子選手のドリブル突破は、攻撃の起点として機能していた。

この結果は両チームにとって前向きなものだった。京都は強豪相手にリードを奪う展開を作れた点、浦和は修正力を発揮し、アウェーでも勝ち点を確保できた点が収穫だ。

今後

今節の京都は攻撃的な姿勢を崩さず、Rエリアス選手の先制点はチームとしての連携が実ったシーンだった。守備面でも組織的な動きが見られ、特にGK太田選手の冷静な対応が光った。今後はクロス精度を向上させ、得点の決定力をさらに高めていくことで、より多くの勝利を手にできるはずだ。

浦和は前半こそ苦しんだものの、後半は選手交代を活かし、試合を立て直す力を示した。チアゴ・サンタナ選手のゴールはチーム全体の粘り強さを象徴しており、今後も攻撃の軸として期待できる。守備では西川選手の安定感が際立ち、最後までチームを支えた。次節以降は立ち上がりからリズムを掴めるよう調整すれば、より安定した試合運びができるだろう。

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この記事を書いた人

サッカー、主にJリーグをこよなく愛する1人。

お気に入り(鹿島アントラーズ)をメインに、他のチームの試合もすべて視聴。

世界に誇れる日本のJリーグ。その試合状況と私の感想をブログとして残そうと思ったのが、このブログです。

個人的な感想なので、大目に見てください(^^)

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