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2025年 第19節 町田vs横浜FM

試合分析・戦評

J1第19節、雨の町田GIONスタジアムで行われたFC町田ゼルビア対横浜F・マリノスは、0-3でアウェーの横浜FMが快勝した。両チームはともに直近5戦1勝と停滞気味だったが、横浜FMは最下位脱出を懸け、町田はホームで流れを変えたい一戦だった。町田は[3-4-2-1]でMデューク選手をターゲットに前進し、相馬選手と林選手が左右から鋭く仕掛ける。序盤からCKやセカンドボールを立て続けに奪い、前半20分時点でシュート4本・xG0.27と主導権を握ったが、最後の局面で飯倉選手の好守に阻まれた。

流れを変えたのは遠野選手だった。23分、ヤン・マテウス選手のサポートを受けながらペナルティエリア手前から右足を一閃、ゴール右上を射抜いて先制。さらに27分、町田のハイプレスで空いた背後をヤン・マテウス選手が突進し、再び遠野選手へ通して追加点。横浜FMはボール保持よりも縦に速いカウンターと2列目からの飛び出しに活路を見いだし、前半のポゼッションは54%とやや上回りつつも、シュート5本で効率良く得点を重ねた。

後半、町田はナサンホ選手とオセフン選手を投入し[3-4-1-2]へ可変。相馬選手のクロスにオセフン選手が合わせる形でxGを1.52まで押し上げたが、中央ではトーマス・デン選手と喜田選手が体を張り、サイドでは松原選手が再三ブロック。終盤は町田が累計17本のシュートを浴びせたものの決定力を欠き、90+4分には自陣クリアがオウンゴールとなり万事休す。横浜FMはシュート6本・枠内3本で3得点とコンパクトに試合を収め、昨年11月以来のリーグ戦連勝を飾った。スタッツ上は被シュート17本と守勢に回りながらも、要所で耐えて攻撃効率を最大化した試合巧者ぶりが光った。

これからに向けて

FC町田ゼルビアは、フィニッシュ精度さえ高まれば勝点は確実に伸びる。相馬選手の5本のドリブル成功や林選手の運びは強みであり、オセフン選手投入後の空中戦でも優位を示した。守備では昌子選手を中心に最後までラインを高く保てた点を継続し、トランジション時の背後ケアを整理すれば上位撃破も十分狙える。決定機創出数がリーグ上位にある現状を自信に、次節へ向けて“決め切る”メンタルの強化が鍵だ。

横浜F・マリノスは、遠野選手のスプリントとヤン・マテウス選手の推進力が復活し、チームに前向きな流れをもたらした。加藤選手と喜田選手のダブルボランチはセカンド回収率が高く、守備再整備の成果が表れている。終盤の山村選手投入による5バック移行も機能し、試合終盤の守備強度が向上。連勝で自信を取り戻した今、植中選手ら若手FWの得点が加われば順位浮上は加速するだろう。夏場に向けて走力を維持しつつ、セットプレーのバリエーションを増やせば一層の得点力アップが期待できる。

SNSの反応

町田サポーター
「相馬選手のキレ、今日も凄かった!あと1センチ…」
「Mデューク選手のポスト、雨でもブレない。次は決めてくれ!」
「シュート17本で無得点はもったいないけど、攻め切る姿勢は誇り」
「昌子選手の統率で最終ライン安定。オウンゴールは気にしない!」
「ゼルビアブルーの声援、雨に負けず最後まで熱かった!」

横浜F・マリノスサポーター
「遠野選手、圧巻の2ゴール!救世主現る」
「久々の連勝!残留争いから抜け出すぞ」
「喜田選手のカバーリング神。無失点で締めたの大きい」
「飯倉選手のスーパーセーブ連発、ベテランの意地」
「#トリコロールロード再点火 次節も勝って上昇気流へ!」

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この記事を書いた人

サッカー、主にJリーグをこよなく愛する1人。

お気に入り(鹿島アントラーズ)をメインに、他のチームの試合もすべて視聴。

世界に誇れる日本のJリーグ。その試合状況と私の感想をブログとして残そうと思ったのが、このブログです。

個人的な感想なので、大目に見てください(^^)

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