MENU

2025年 第18節 FC東京vs広島

試合分析・戦評

J1第18節、国立競技場で対戦したのは、17位と苦戦するFC東京と、4連勝中と波に乗るサンフレッチェ広島。開始直後こそ広島の荒木選手にゴールネットを揺らされるも、VARの介入によりノーゴールと判定。幸先良く見えたFC東京だったが、その後は徐々に広島に押し込まれる展開に。

FC東京は3-4-2-1の布陣でポゼッション率では上回る時間帯も見せ、安斎選手や佐藤選手らが個の力で突破を試みる。しかし決定機は乏しく、前半は枠内シュートゼロで終える。

一方の広島は、徐々に中盤のセカンドボールを制し、ジャーメイン選手や前田選手を中心に縦に速い攻撃でチャンスを作り出す。前半をスコアレスで折り返すと、後半4分に荒木選手のヘディングで先制点を挙げる。さらに14分にはジャーメイン選手が追加点。PKこそ失敗したが、43分には川辺選手の豪快なミドルでダメ押しの3点目。合計17本のシュートのうち、7本が枠内という効率の良さも光った。

終始相手の圧力にさらされたFC東京は、交代策を講じて反撃を試みるも、得点に至ったのは後半アディショナルタイムの木村選手による1本の枠内シュートのみ。0-3の完敗を喫し、ホームでの連敗を止められなかった。チーム全体での守備の連携ミス、攻撃面での精度不足など、課題が明確に表れた一戦だった。

これからに向けて

厳しい結果となったものの、前半のポゼッションやビルドアップにおいては一定の手応えを感じさせる場面もあったFC東京。特に若手の安斎選手や佐藤選手の積極性は、今後のチームの推進力になり得る存在だ。守備面では野澤大選手や土肥選手が何度もピンチを防ぎ、スコア以上に崩されなかったことは評価できる。

連敗中ではあるが、チームが一体となって我慢強く戦い、少しずつリズムを取り戻すことで復調の兆しは見える。次節はホームでの修正力と、ゴール前の精度向上に期待したい。攻守両面の改善と共に、ベテランと若手の融合が鍵となるだろう。

広島はこの試合で連勝を「5」に伸ばし、勢いを保ったままリーグを戦っている。新井選手や加藤選手、中野選手らサイドでの仕掛けが機能し、ジャーメイン選手や川辺選手の得点力がチームに厚みを加えている。また、荒木選手のJ1通算200試合出場という節目を勝利で飾れたことも、チームの士気をさらに高める材料となった。

攻守の切り替えや、セットプレーの精度、そして交代選手の活躍など、総合力の高さが目立つ内容だった。今後もこの勢いを維持しつつ、上位争いへと食い込む展開に期待がかかる。バランスの取れた3-4-2-1の布陣で、さらなる快進撃が楽しみだ。

SNSの反応

FC東京サポーター(X・Instagramより)
「安斎選手のドリブルは希望を感じた。次こそ結果を!」
「ホームで連敗はキツいけど、信じて応援するしかない」
「波多野選手とマルセロヒアン選手の欠場が痛かったか…」
「ポゼッションは悪くなかった。決定力が課題」
「後半の失点は切り替えの遅れが目立った」

サンフレッチェ広島サポーター(X・Instagramより)
「荒木選手のメモリアルゴール!おめでとう!」
「連勝5!このまま優勝争いも視野に!」
「ジャーメイン選手と川辺選手、キレキレすぎ!」
「中村選手の投入が流れを変えた!森保監督ナイス采配!」
「今季最高の試合!攻守ともに完璧!」

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

サッカー、主にJリーグをこよなく愛する1人。

お気に入り(鹿島アントラーズ)をメインに、他のチームの試合もすべて視聴。

世界に誇れる日本のJリーグ。その試合状況と私の感想をブログとして残そうと思ったのが、このブログです。

個人的な感想なので、大目に見てください(^^)

目次