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2025年 第18節 横浜FCvs柏

試合分析・戦評

J1リーグ第18節、横浜FCと柏レイソルの一戦は、1-1の引き分けに終わった。試合開始早々から柏が主導権を握り、前半のポゼッションは約7割と圧倒的な支配率を誇った。シュート数でも柏が18本を記録したのに対し、横浜FCは13本に留まったが、鋭いカウンターで対抗した。

横浜FCは前半19分、鈴木武蔵選手が相手の緩慢な対応を見逃さず、左足で豪快にゴール左下へ突き刺し先制点を奪取。このゴールで流れを引き寄せたいところだったが、柏の怒涛の攻撃が続き、前半32分に細谷真大選手のゴールで同点とされた。柏は小屋松知哉選手、久保優斗選手らが高精度のクロスを供給し、常にゴールに迫った。

後半に入ると、横浜FCもサイドからの展開でリズムを掴み始める。新保海鈴選手や村田透馬選手を軸に右サイドから積極的に攻め込む場面が増え、セットプレーやクロスから幾度も好機を演出。しかし、伊藤槙人選手やンドカ・ボニフェイス選手のヘディングシュートは柏の守備陣に阻まれ、追加点を挙げることができなかった。

一方、柏も交代出場のジエゴ選手や渡井理己選手がアグレッシブに前線を活性化。終盤には木下康介選手に決定的な場面も訪れたが、横浜FCのGK市川暉記選手がスーパーセーブでチームを救った。

終わってみれば、シュート数・枠内シュート数・ゴール期待値のすべてで柏が上回る内容だったが、ホームの横浜FCも全員守備で耐え抜き、価値ある勝点1をもぎ取った。

これからに向けて

横浜FCにとっては、格上相手に先制点を奪い、最後まで粘り強く守り抜いた意義ある試合となった。特に鈴木武蔵選手のゴールはチームに勢いを与え、セットプレーからも何度も得点機を演出できたことは大きな収穫だ。守備陣も最後まで集中力を切らさず、GK市川暉記選手の活躍は今後の戦いに自信を持たせるだろう。次節以降は得点力の底上げとともに、この日のような球際の強さと粘りを継続できれば、順位浮上も現実的になる。

柏レイソルは攻撃面で多くのチャンスを作り出し、ゴール期待値は試合全体で1.82と高い数値を記録した。細谷真大選手のゴールをはじめ、久保優斗選手や小屋松知哉選手らの躍動感あるプレーは光った。後半にはジエゴ選手や渡井理己選手といった途中出場組も機能し、厚みのある選手層を感じさせた。結果こそドローではあるが、内容としては支配率やシュート数で圧倒しており、次節に向けて悲観する要素は少ない。ゴール前の精度向上が今後のカギとなる。

SNSの反応

横浜FCサポーター
「鈴木武蔵選手のゴール、痺れた!あの一撃で全て報われた」
「市川選手の神セーブ連発で勝点1取れたのは大きい」
「今日の室井選手、運動量すごかった。今後に期待」
「新保選手のキック精度がどんどん良くなってる!」
「次こそ勝ちたいけど、内容は悪くなかった!」

柏レイソルサポーター
「細谷選手はほんと頼りになる!あのゴールはさすが」
「シュートチャンスはたくさんあった、決めきりたかった…」
「久保選手のクロス精度高い、攻撃の起点になってた」
「ジエゴ選手もっと早く見たかった!」
「勝てる試合だったけど、次に繋がる内容だったね」

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この記事を書いた人

サッカー、主にJリーグをこよなく愛する1人。

お気に入り(鹿島アントラーズ)をメインに、他のチームの試合もすべて視聴。

世界に誇れる日本のJリーグ。その試合状況と私の感想をブログとして残そうと思ったのが、このブログです。

個人的な感想なので、大目に見てください(^^)

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