MENU

2025年 第15節 福岡vs鹿島

試合分析・戦評

J1第15節、ベスト電器スタジアムに首位・鹿島アントラーズを迎えたアビスパ福岡。4戦未勝利中と苦しむ中、首位撃破で流れを変えたい福岡だったが、結果は0-1での惜敗となった。

前半、両チームは4-2-3-1のミラーゲーム。立ち上がりから積極的な攻撃を仕掛けたのは鹿島。前半3分にはチャヴリッチ選手のパスを受けた鈴木優磨選手がシュートを放つなど、序盤から4本のシュートで圧力をかける。一方の福岡は名古選手やSザヘディ選手が起点となり、徐々にチャンスを作るものの、ゴール前での精度を欠いた。

試合が動いたのは前半40分。レオセアラ選手がPKを獲得し、自ら冷静に決めて鹿島が先制。鹿島はこれで今季先制した9試合中8勝と、その勝負強さを発揮して折り返す。

後半、福岡は早々に3枚替えを敢行し反撃に出る。ウェリントン選手や松岡選手が投入され、攻撃のギアが上がるかと思われたが、直後にウェリントン選手が負傷交代。これが攻撃の勢いに影を落とした。
それでも見木選手や岩崎選手を中心に、再三ゴールに迫るが、鹿島守備陣の集中力とGK早川選手のセーブが光り、最後までゴールを奪えなかった。

試合全体のシュート数は福岡11本・鹿島14本、枠内シュートはともに4本。ポゼッションもほぼ互角。だが、ゴール期待値(xG)では鹿島2.11に対し福岡0.62と、決定機の質で差が出た。

福岡にとっては悔しいホームでの連敗。だが、今季最多14,039人のサポーターが詰めかけたこの試合、粘り強い戦いぶりは次節への希望も感じさせた。一方の鹿島は、PKというわずかな隙を逃さず仕留め、リーグ首位らしいしたたかさを見せた一戦だった。

今後

▶ アビスパ福岡
連敗という結果には悔しさが残るものの、見木選手や岩崎選手、松岡選手らが試合終盤まで果敢に攻撃に関わり、チャンスを演出した点は次に繋がる希望。特に交代選手が流れを変えようとする姿勢は、チームの底力を感じさせました。ホーム最多の観客の後押しを受けてなお結果は出なかったが、サポーターとの一体感は確かに存在しています。あとは1点をもぎ取る「決定力」さえ整えば、勝利はすぐそこにあるはずです。

▶ 鹿島アントラーズ
強豪の風格がにじむゲーム運びでした。攻め急がず、与えられたPKの好機をレオセアラ選手が冷静に沈め、あとは堅い守備で福岡の反撃を封じた姿は、まさに「勝ち慣れたチーム」。途中出場の三竿選手や荒木選手など、層の厚さも光り、90分通じて安定感のある内容でした。無理をせず勝点3を持ち帰る戦い方は、優勝争いを勝ち抜くための大きな武器となるでしょう。

SNSの反応

⚽ 福岡サポーター
「ウェリントン選手の怪我が心配…。流れが変わりかけてただけに痛すぎる」
「見木選手、最後まで走りきってて本当に熱かった」
「決めきる力があれば勝てた…。でも内容は悪くない」
「ザヘディ選手、あと少しで決められそうだったな…悔しい」
「この雰囲気の中で勝ちたかった!次こそ頼む!」

🦌 鹿島サポーター
「レオセアラ選手、PKの落ち着きヤバすぎる!」
「首位らしいクレバーな勝ち方!内容も悪くない」
「チャヴリッチ選手の運動量が効いてた!」
「永石選手が当たってたけど、しっかり勝ててよかった」
「無失点で勝ち切る!今季の鹿島は本物だと思う」

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

サッカー、主にJリーグをこよなく愛する1人。

お気に入り(鹿島アントラーズ)をメインに、他のチームの試合もすべて視聴。

世界に誇れる日本のJリーグ。その試合状況と私の感想をブログとして残そうと思ったのが、このブログです。

個人的な感想なので、大目に見てください(^^)

目次