試合分析・戦評
5月3日、パナソニック スタジアム 吹田で行われた一戦は、ガンバ大阪が前半から圧倒的な攻撃力を見せつけ、4-0で湘南ベルマーレに快勝しました。
試合開始早々の2分、Dヒュメット選手がペナルティエリア手前から強烈なミドルシュートを突き刺し、ガンバ大阪が試合を動かします。さらに13分には、ファンアラーノ選手のスルーパスから宇佐美選手が放ったシュートのこぼれ球に岸本選手が反応し、追加点を奪取。
その後も攻勢を緩めることなく、29分にはファンアラーノ選手からのパスを受けた岸本選手が再びネットを揺らし、2得点目。35分には、黒川選手→半田選手→中谷選手と繋がる連携から、中谷選手がヘディングでゴールを決め、前半だけで4-0と圧倒的なリードを築きました。
後半は選手交代を交えつつ、ペース配分を保ちながら試合をコントロール。湘南も粘り強く攻め込み、最終的にはシュート数で上回る(16本)など意地を見せましたが、枠内シュートは5本にとどまり、最後までゴールは奪えず。G大阪の集中した守備とGK一森選手のセーブが光り、湘南の反撃を許しませんでした。
試合のスタッツでは、シュート数がG大阪14本、湘南16本、ゴール期待値はG大阪1.91、湘南1.89とほぼ拮抗する結果でしたが、決定力と守備の安定感においてG大阪が上回り、完勝を収めました。
今後
ガンバ大阪は序盤から積極的な仕掛けで試合の主導権を握り、特に前半の攻撃展開は見事でした。Dヒュメット選手のゴールで勢いを生み、岸本選手の決定力がチームの得点力を一段階引き上げました。また、守備では福岡選手や一森選手を中心に集中を切らさず無失点で終えるなど、攻守のバランスが整ってきている印象です。この勢いを継続し、上位争いに名乗りを上げていける期待が高まります。
スコア的には厳しい結果となった湘南ですが、後半にはチャンスを多く作り出し、パス数も650本を記録するなどボール保持の質を見せました。福田選手や鈴木章選手を中心に多くの攻撃を仕掛けた姿勢は、次戦に向けた前向きな材料となります。守備面の修正と決定力の精度が上がれば、勝点を積み上げられるポテンシャルは十分にあるチームです。
SNSの反応
🟦ガンバ大阪サポーター
「やっと攻撃陣が爆発!岸本選手2ゴール最高!」
「中谷選手のセットプレー、地味に効いてる」
「ヒュメット選手、開幕の時と比べてかなりフィットしてきたね」
「今日の黒川選手、攻守にわたって素晴らしかった!」
「久々にスッキリする試合。連勝いけるぞ!」
🟢湘南ベルマーレサポーター
「前半の失点がすべてだった…切り替え大事」
「福田選手はよく走ってた!次に期待」
「後半はボール持ててたけど、最後の精度が…」
「若手の平岡選手、ドリブル良かった!」
「応援はやめないぞ!ホームでやり返そう!」