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2025年 第13節 横浜FCvs鹿島

試合分析・戦評

J1第13節、横浜FCはニッパツ三ツ沢球技場で鹿島アントラーズを迎え撃った。前半は横浜FCが主導権を握り、ポゼッションでも鹿島を上回る展開を見せた。新保選手や鈴木準選手を軸にサイドから攻撃の糸口を探る中、山田選手や小倉選手が決定機に絡んだが、鹿島守備陣のブロックとGK早川選手の好セーブに阻まれ、得点には至らなかった。

一方の鹿島もチャヴリッチ選手や三竿選手、田川選手がゴール前に迫る場面を見せるが、横浜FCのGK市川選手が好守を連発し、前半はスコアレスで終了。

試合が動いたのは後半開始直後の2分、チャヴリッチ選手がPKを獲得し、自ら冷静に沈めて鹿島が先制。この一撃で流れは完全にアウェーチームへと傾いた。22分には安西選手のパスから鈴木選手が追加点を挙げ、32分には混戦から3点目を奪取。勝負強さを発揮した鹿島が一気に試合を決めた。

横浜FCも交代選手の村田選手や中野選手を中心に反撃を試みるも、最後までネットを揺らすことはできず。終わってみれば0-3の完封負けで、内容では互角以上に渡り合いながらも、要所を締められた試合となった。

シュート数は両チーム9本ずつながら、枠内シュートは鹿島が7本、横浜FCは2本。ゴール期待値(xG)も横浜FCが0.94に対し、鹿島は1.81と、決定力の差がスコアに表れた格好だ。

今後

横浜FCは、スコアだけを見れば0-3の完敗だが、試合内容を紐解くと横浜FCの前半は非常にポジティブだった。福森選手や鈴木準選手を起点に高い位置から積極的な守備とボール保持で鹿島に自由を与えず、ポゼッションでも優位に立った。特に若手の新保選手や山崎選手が攻撃で躍動し、チャンスを演出した点は大きな収穫。

また、GK市川選手のビッグセーブも光り、チームとしての連携も成熟しつつある印象を受ける。課題は攻撃のフィニッシュ精度だが、決定機までの流れは確実に良化しており、あとは“最後の一押し”が出るかどうか。次節以降に期待が持てる内容だった。

鹿島アントラーズは苦しい立ち上がりを凌ぎながら、少ないチャンスを確実にモノにする“勝負強さ”を見せつけた。PKで先制したチャヴリッチ選手の冷静さはもちろん、攻撃の起点となった安西選手、決定力を見せた鈴木選手らの働きが光った。

また、守備陣の植田選手、舩橋選手らが体を張った対応で横浜FCの攻撃をシャットアウト。後半途中には若手の松村選手やTブレーネル選手といった新戦力を積極的に投入し、選手層の厚さとゲームマネジメント力を発揮した。内容も伴った完封勝利で、チームはさらに波に乗っていくだろう。

SNSの反応

横浜FCサポーター
「前半は良かった!でも得点力の課題が…」
「市川選手のセーブがなかったらもっと差がついてた」
「新保選手、どんどん成長してるのが嬉しい」
「山田選手のクロス精度が上がってきた」
「ホームで勝ちたかったけど、次節に期待!」

鹿島アントラーズサポーター
「チャヴリッチ選手、頼りになる!」
「2戦連続クリーンシート、素晴らしい!」
「交代策が的中した采配が最高」
「鈴木選手、得点おめでとう!」
「勝ち方が“鹿島らしく”なってきた!」

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この記事を書いた人

サッカー、主にJリーグをこよなく愛する1人。

お気に入り(鹿島アントラーズ)をメインに、他のチームの試合もすべて視聴。

世界に誇れる日本のJリーグ。その試合状況と私の感想をブログとして残そうと思ったのが、このブログです。

個人的な感想なので、大目に見てください(^^)

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