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2025年 第12節 神戸vs川崎

試合分析・戦評

ノエビアスタジアム神戸で開催されたこの一戦は、今季ホーム未勝利だったヴィッセル神戸にとって試金石となる一戦だった。神戸は試合開始から高い位置でコンパクトな守備ブロックを構築し、川崎フロンターレのポゼッション志向の攻撃を寸断。川崎Fの主導権を握らせずに試合を進めた。

前半31分、神戸は相手陣内でのボール奪取からスピーディなカウンターを展開。ペナルティエリア右に進入した佐々木選手が右足で豪快にネットを揺らし、先制点を奪取。その直後の前半45分には、右CKのこぼれ球をM.トゥーレル選手が頭で押し込み、リードを2点に広げた。

しかし、前半アディショナルタイムには、川崎Fのマルシーニョ選手に中央突破を許し、鋭いシュートで1点を返されてしまう。前半は2-1で神戸がリードして折り返した。

後半は一進一退の攻防が続いたが、神戸は集中した守備を見せ、川崎Fの攻撃陣を封じ込めた。中盤の井手口選手と扇原選手を中心にセカンドボールを拾い、カウンターに繋げる場面も多かった。一方の川崎Fは、マルシーニョ選手や家長選手らが縦への推進力を見せるも、ラストパスの精度を欠き、決定機を作り出せなかった。

試合を通じてのシュート数は神戸が9本、川崎Fが6本。枠内シュートに絞ると神戸が4本、川崎Fがわずか1本と、数字からも神戸の守備の集中力がうかがえる。試合はそのまま2-1で神戸が勝利し、ついに今季ホーム初勝利を挙げるとともに、公式戦2連勝を飾った。

今後

神戸にとって、今季初のホーム勝利は大きな意味を持つ。エリキ選手や汰木選手のアグレッシブな仕掛けと、佐々木選手のフィニッシュ力が光った。守備でも、M.トゥーレル選手や井手口選手が要所を締め、失点後も崩れない強さを見せた。この勝利をきっかけに、ホームでの連勝を築き上げるチャンスが広がるだろう。

川崎Fは敗れたものの、マルシーニョ選手や三浦選手の個の突破力には目を見張るものがあった。中盤の伊藤選手のパスセンスも光り、崩しの形はしっかりと表現できていた。終盤まで攻めの姿勢を貫いたその姿勢は、今後の連戦に向けての糧となるはず。次節での巻き返しに期待したい。

SNSの反応

ヴィッセル神戸サポーター
「佐々木選手、最高のゴール!ようやくホームで勝てた!」
「トゥーレル選手のヘディング、魂感じた!」
「今日の汰木選手、キレッキレだったな」
「エリキ選手のポストプレーが効いてた」
「前川選手の安定感が後半を締めたね!」

川崎フロンターレサポーター
「マルシーニョ選手のゴール、さすがだった」
「伊藤選手、今日もいいパス出してたと思う」
「後半の家長選手、もう少し早く見たかった」
「やっぱり守備の軽さが課題だな…」
「次節こそ勝って連勝街道に乗ってほしい!」

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この記事を書いた人

サッカー、主にJリーグをこよなく愛する1人。

お気に入り(鹿島アントラーズ)をメインに、他のチームの試合もすべて視聴。

世界に誇れる日本のJリーグ。その試合状況と私の感想をブログとして残そうと思ったのが、このブログです。

個人的な感想なので、大目に見てください(^^)

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