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2025年 第11節 浦和vs横浜FM

試合分析・戦評

埼玉スタジアム2002にて行われたJ1第11節、浦和レッズと横浜F・マリノスの一戦は、互いに浮上のきっかけを掴みたい重要な試合となった。

立ち上がりは両チームとも慎重な入りを見せたが、横浜F・マリノスがややボールを握る展開となり、前半のポゼッションは52%と上回る。しかし、浦和の堅守が光り、枠内シュートを1本に抑えた。

浦和は4-2-3-1の布陣でスタートし、特にMサヴィオ選手の仕掛けと松尾選手、渡邊選手らのコンビネーションが冴えた。試合を動かしたのは前半終了間際の53分、Mサヴィオ選手の美しい直接FKがネットを揺らし、浦和が先制に成功する。さらに後半立ち上がり、渡邊選手がこぼれ球を左足で押し込み、点差を2点に広げた。

追い込まれた横浜F・マリノスは、ヤンマテウス選手の投入で攻撃に変化をつける。14分にはそのヤンマテウス選手のパスを受けた植中選手が山根選手へ繋ぎ、きっちり1点を返して1-2と迫る。以降は横浜FMが主導権を握り、浦和陣内での攻撃が続くも、再三のシュートが枠を捉えきれず決定機を活かせない。

迎えた後半43分、浦和は原口選手のクロスにダニーロボザ選手が頭で合わせ、移籍後初ゴールを記録。これが試合を決定づける3点目となり、3-1で浦和が勝利を収めた。

シュート数・ポゼッションともに拮抗する内容であったが、決定力と守備の集中力で浦和が一枚上手だった。

今後

浦和レッズはこの試合で、攻守両面においてバランスの取れた戦いを見せた。特に前線の選手たちが持ち味を発揮し、Mサヴィオ選手の正確なキック、松尾選手の運動量、渡邊選手の得点感覚がチームを牽引した。中盤の安居選手や石原選手も球際で奮闘し、相手の攻撃の芽を潰すなどハードワークを惜しまなかった。終盤に投入された原口選手や松本選手も効果的なプレーを見せ、チームの層の厚さを証明。課題だった終盤の守備対応も、しっかりと修正されており、今後の上位戦線での戦いに期待がかかる。

敗戦となったものの、横浜F・マリノスは選手交代によって攻撃のテンポを上げ、内容的には悪くない時間帯も多かった。特に途中出場のヤンマテウス選手は個の突破力で浦和守備陣を翻弄し、山根選手との連携から得点を演出。植中選手も複数回決定的な場面に絡み、今後の得点源としての可能性を示した。トーマスデン選手は守備だけでなくパス数100本を記録し、ビルドアップの要としても健在。修正すべきはフィニッシュの精度と守備の隙だが、内容は着実に改善傾向にある。次節での巻き返しに期待したい。

SNSの反応

浦和レッズサポーター
「Mサヴィオ選手、FKうますぎる!鳥肌立った」
「渡邊選手がまた決めた!好調キープ最高!」
「ダニーロボザ選手の初ゴールで泣いた…」
「この内容で3-1は大満足。交代も的確だった」
「ホームの声援が後押しになった!最高の試合!」

横浜F・マリノスサポーター
「ヤンマテウス選手の投入で流れ変わった!」
「植中選手、あと一歩だったけど存在感あった」
「トーマスデン選手の配球すごすぎる」
「1点返してからは本当に良い展開だったのに…」
「決定力だけが足りなかった…でも内容は悪くない!」

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この記事を書いた人

サッカー、主にJリーグをこよなく愛する1人。

お気に入り(鹿島アントラーズ)をメインに、他のチームの試合もすべて視聴。

世界に誇れる日本のJリーグ。その試合状況と私の感想をブログとして残そうと思ったのが、このブログです。

個人的な感想なので、大目に見てください(^^)

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