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2025年 第10節 C大阪vs鹿島

試合分析・戦評

ヨドコウ桜スタジアムで行われたJ1第10節、セレッソ大阪と鹿島アントラーズの一戦は、近年ホームで12連敗中というC大阪にとっては“鬼門”とも言える試合だった。序盤から攻撃的な姿勢を見せたC大阪は、Lフェルナンデス選手やTアンドラーデ選手、北野選手を中心にサイドを起点とした攻撃を展開。前半のシュート数では鹿島を大きく上回ったものの、枠内への精度と決定力を欠き、スコアレスで前半を折り返す。

後半に入っても主導権を握ったのはC大阪。Rハットン選手の鋭い動きとLフェルナンデス選手のクロスで鹿島ゴールに迫るが、VARによる判定変更やオフサイドに阻まれ、得点には至らず。さらにPKを得たものの、キッカーRハットン選手のシュートは鹿島の守護神・早川選手にセーブされ、得点の機会を逃した。

それでもC大阪は攻撃の手を緩めず、後半57分に得たCKからのこぼれ球を進藤選手が右足で押し込み、ついにネットを揺らす。この1点が決勝点となり、C大阪は1-0で勝利。データ上でもシュート数17本、枠内9本、ゴール期待値2.27と攻撃力で鹿島を圧倒した。

鹿島は前線のレオセアラ選手や途中出場の荒木選手、チャヴリッチ選手らが個の力で打開を図るも、連動性を欠いた攻撃はC大阪の集中した守備に封じられ、決定機はごくわずか。ゴール期待値は0.37に留まり、悔しい完封負けとなった。

今後

セレッソ大阪にとって、今回の勝利は単なる1勝ではなく、「苦手克服」の象徴的な1勝だった。チーム全体が最後まで集中を切らさず、特に中盤とサイドの選手たちが高い運動量で攻守に関与。PK失敗にも動じず、攻撃のリズムを継続できたのはメンタル面の成長を感じさせる。進藤選手の得点は、試合を通して狙い続けたセットプレーの成果でもあり、チームとしての成熟度が伺えた。今後は、得点力の更なる向上と、リード時の試合運びの安定感を磨けば、上位進出も現実的な目標となるはずだ。

鹿島アントラーズにとっては悔しい敗戦となったが、後半途中からの選手交代によって攻撃に変化を加え、流れを引き寄せかけた場面も多かった。レオセアラ選手のポストプレーや、荒木選手の正確なキック、知念選手の中盤での潤滑な動きなど、個の能力の高さは随所に光っていた。守備では早川選手の好セーブが光り、大量失点を防いだ。攻撃の精度を高めることで、今後の試合では得点力を取り戻せる可能性が高い。チームとしては、引き分け以上を掴めるだけのタレントが揃っており、巻き返しに期待したい。

SNSの反応

セレッソ大阪サポーター
「進藤選手ナイスゴール!あのこぼれ球、待ってた!!」
「Lフェルナンデス選手、今日も攻守に存在感すごすぎ」
「鬼門突破おめでとう!!涙出た?」
「攻撃のバリエーションが豊富になってきた」
「PK外しても折れなかったメンタルに拍手?」

鹿島アントラーズサポーター
「決定機少なすぎた…。レオセアラ選手にもっとボールを!」
「早川選手のセーブなかったらもっと点取られてたかも」
「連携不足がもったいない、荒木選手もっと早く出してほしかった」
「今日は完全にセレッソに押されてた…切り替えよう」
「CKからの失点は痛い…守備集中してたけど最後だけ甘かった」

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この記事を書いた人

サッカー、主にJリーグをこよなく愛する1人。

お気に入り(鹿島アントラーズ)をメインに、他のチームの試合もすべて視聴。

世界に誇れる日本のJリーグ。その試合状況と私の感想をブログとして残そうと思ったのが、このブログです。

個人的な感想なので、大目に見てください(^^)

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