試合分析・戦評
京都サンガF.C.は前節の劇的勝利を弾みに、ホーム・サンガスタジアムで湘南ベルマーレを迎え撃った。試合序盤は湘南が積極的に攻撃を仕掛け、藤井選手や福田選手が京都守備陣を脅かす場面もあった。しかし、ゴールネットを揺らすには至らず。京都はポゼッションこそ譲りながらも、Rエリアス選手や原選手を中心に着実に攻撃の形を作り始める。
前半40分、須貝選手の右クロスに川崎選手が頭で合わせて先制点。川崎選手にとっては今季リーグ戦初ゴールとなり、スタジアムを大きく沸かせた。前半はシュート数で劣るものの、決定力でリードを奪って折り返す。
後半に入ると、京都は徐々にペースを掴み、攻撃に厚みを増す。原選手や奥川選手のクロスに川崎選手が再三飛び込む展開が続く。そして後半18分、Rエリアス選手のクロスのこぼれ球に再び川崎選手が反応し、ゴール右下に冷静に流し込んで追加点。これによりスコアは2-0に。
湘南も小野瀬選手や畑選手を起点に反撃を試みるが、京都の守備ブロックは集中を切らさず、最後までゴールを許さなかった。シュート数では京都13本、湘南12本と拮抗し、枠内シュートも5本ずつと互角だったが、得点力と試合運びで京都が一枚上手だった。
観客11,419人が見守る中、京都はホームで今季5勝目を挙げ、勝ち点を順調に積み重ねた。一方、湘南はここ5試合で4敗目となり、再建に向けた課題が明確となった。
今後
京都は連勝で勢いを維持しつつ、試合運びにも安定感が見られるようになってきた点が非常に好材料です。Rエリアス選手の存在感と川崎選手の得点力が噛み合い、前線の破壊力は今後さらに高まるでしょう。また、守備陣も太田選手を中心に集中を保ち、無失点で試合を終えたことはチーム全体の成長を示しています。上位進出に向けて、継続的な成果が期待されます。
湘南は試合の序盤から主導権を握る姿勢や、藤井選手・畑選手による縦への推進力は健在でした。決定力こそ課題として残るものの、攻撃回数やシュート数においては相手を上回る場面も多く、悲観すべき内容ではありません。チャンスを確実にゴールへと結びつけるための最後の精度が整えば、勝利は近づいてくるはずです。チーム全体としての連携も悪くなく、今後の巻き返しに期待です。
SNSの反応
京都サンガF.C.サポーター
「川崎選手、今季初ゴールおめでとう!エースの覚醒に期待しかない!」
「Rエリアス選手の仕掛けが今日も冴えてた。チャンス演出に拍手?」
「ホーム無失点は大きい。太田選手のセーブが安定してる!」
「連勝で上昇ムード!このままトップ争いまで行こう!」
「原選手のクロス精度、地味に効いてる。今日もアシスト未遂多かった」
湘南ベルマーレサポーター
「立ち上がりは良かったけど、決定力不足がもったいない…」
「小野瀬選手のキック精度はやっぱり武器だな。セットプレーから何か欲しい」
「負けたけど内容は悪くなかった。課題はゴール前の精度かな」
「畑選手のオーバーラップ、相変わらず効いてた!」
「次こそは勝ち点3を!下を向かずに前を向いてほしい」