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2025年第30節_京都vs清水

試合分析・戦評

J1第30節、サンガスタジアム by KYOCERAで行われた京都サンガF.C.対清水エスパルスの一戦は、清水が0-1で勝利を収めた。試合序盤、清水は乾貴士選手や吉田豊選手を起点に積極的に仕掛け、前半7分には高橋利樹選手がPKを獲得。しかし、自ら蹴ったシュートはクロスバーに嫌われ、先制の好機を逃した。京都は立ち上がりこそ受け身に回ったが、徐々に松田天馬選手やレオ ゴメス選手を起点に反撃を開始。18分にはレオ ゴメス選手が枠を捉えるシュートを放つも、GK梅田透吾選手の好セーブに阻まれた。前半は互いに決定機を迎えながらも得点を奪えず、スコアレスで折り返した。

後半に入るとホームの京都が圧力を強める。長沢駿選手や原大智選手を中心にゴール前で次々とチャンスを作り、シュート数でも相手を大きく上回った。しかし、清水の最終ラインと梅田選手の集中した守備がゴールを許さない。迎えた75分、清水は途中出場の高木跣選手が右サイドを突破してクロスを供給すると、これに矢島慎也選手が走り込み冷静に決めて先制。この一撃が試合を分ける決定打となった。

京都はその後もジョアン ペドロ選手や山田楓喜選手を投入して猛攻を仕掛けた。終盤には立て続けに枠内シュートを放ち、最後まで清水ゴールに迫り続けたが、梅田選手を中心とした守備ブロックを崩すことができず、タイムアップ。最終的なシュート数は京都が20本、清水は8本と大きく上回ったが、決定力と試合巧者ぶりで勝ったのは清水だった。京都は約4か月ぶりの黒星となり、無敗記録は10でストップ。一方、清水はアウェイで価値ある勝点3を手にし、連勝で勢いを増す結果となった。

これからに向けて

京都は敗れはしたものの、内容的には十分に勝機を感じさせる試合だった。特に後半の攻勢では、原大智選手や佐藤響選手がゴールに迫り、攻撃のバリエーションも豊富に展開された。20本のシュートを放ちながらもゴールが奪えなかったのは決定力不足と相手GKの好守に阻まれた結果であり、悲観する内容ではない。長沢駿選手のポストプレーやジョアン ペドロ選手の投入による攻撃の厚みは、今後の試合でも強みとなるだろう。今回の敗戦を糧にすれば、チーム全体の完成度はさらに高まり、上位戦線に食い込む力を十分に持っている。連勝が途絶えた今こそ、ここまで積み上げた無敗の自信を忘れずに、次節以降の巻き返しに期待したい。

清水は守備の粘り強さと途中投入選手の活躍が光った試合となった。特にGK梅田透吾選手のセーブは勝利の立役者と言える。前半にPKを外す苦しい展開もあったが、下を向かずに集中を切らさなかった点は大きな成長の証だ。決勝点を挙げた矢島慎也選手、高木跣選手といった交代選手の働きも、チームに層の厚さと戦術の柔軟性をもたらした。シュート数では劣ったものの、効率的な攻撃と試合運びの巧さで勝利を手繰り寄せた点は、今後の戦いに向けた大きな収穫である。アウェイでの勝点3と連勝はチームに勢いを与え、上位進出への足掛かりとなるだろう。チーム全体で掴んだ勝利を自信に、さらなる飛躍が期待される。

SNSの反応

京都サンガF.C.サポーター
「内容では完全に押してたのに勝てなかったのが悔しい」
「梅田選手に全部止められた…」
「シュート20本打って0点はさすがに決定力不足」
「無敗記録が途絶えたけど、まだまだ強いチームだと思う」
「切り替えて次は勝とう、雰囲気は悪くない」

清水エスパルスサポーター
「アウェイでの勝点3は最高!」
「梅田選手が神セーブ連発、文句なしのMVP」
「矢島選手のゴールで泣いた…痺れる試合」
「交代選手が流れを変えてくれたのが大きい」
「PK失敗から立ち直ったのがチームの成長だと思う」

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この記事を書いた人

サッカー、主にJリーグをこよなく愛する1人。

お気に入り(鹿島アントラーズ)をメインに、他のチームの試合もすべて視聴。

世界に誇れる日本のJリーグ。その試合状況と私の感想をブログとして残そうと思ったのが、このブログです。

個人的な感想なので、大目に見てください(^^)

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